ジョヴァンニ・レイナ

選手紹介
名前ジョヴァンニ・レイナ(Giovanni Reyna)
生年月日2002年11月13日
国籍/出身アメリカダラム)
身長183cm
ポジションAMF/WG
所属ボルシア・ドルトムント

※ジョバンニ・レイナ、ジオバンニ・レイナなどとも表記される

偉大なる才能を受け継いだアメリカ最大級の逸材

プレー動画

経歴

■ 2002-2019年(幼年期~ドルトムント)

彼の父はアメリカサッカー界のレジェンドであり、3つのワールドカップで出場歴を持っているクラウディオ・レイナであり、母はアメリカのサッカー女子代表歴もあるダニエル・イーガンであるなどサッカー選手の血を濃く受け継いだ少年だ。そんな父がイングランドのサンダーランドAFCに所属していた際の子どもであるため、生誕地はイングランドのダラムとなっている。9歳の頃に兄のジャックを脳腫瘍によって亡くした悲劇がありながら、既に幼い頃から受け継いだ才能が本物だと認められており、父が現役を終えた数年後の2013年に就任したニューヨーク・シティFC(NYCFC)のユースアカデミーで本格的にクラブでの活動を始めたという。2017年4月にはわずか14歳でU-16としてジェネレーション・アディダス・カップの優勝への貢献および大会MVPに選出されると、そのままアディダスと契約を交わしたことでCMに出演するなどスターの資質を持った存在として認知されるようになった。

NYCFCのU-18/U-19で17試合13得点を記録した彼は、クリスチャン・プリシッチと同様の流れにて2019年7月1日よりドイツのボルシア・ドルトムントに加入することが発表された。ドルトムントではU-19に加わり、ユースの強化のためにU-19監督に任命されたミヒャエル・スキッベの下で指導を受けながら、A-ユニオーレン・ブンデスリーガ(U19リーグ)で経験を積んでいる。また、2019/20シーズンのチャンピオンズリーグでは未デビューながら登録されるなどトップチームからの期待も熱い。

代表歴

生まれた国こそイングランドであるが、父と同様にアメリカの世代別代表でプレーしており、U-15から常に招集されるエリートだ。アメリカU-17として臨んだ2019年CONCACAF U-17選手権では決勝戦でメキシコU-17に敗れるも、チームトップとなる6得点を記録し、大会ベストイレブンにも選出されるなど高い評価を得ている。

移籍の噂

2019年7月に加入したばかりのドルトムントでのステップアップが当面の目標だろう。祖母のおかげでポルトガルのパスポートを所有しているため、ドルトムントへの加入もスムーズであり、今後のヨーロッパでのキャリア形成を助けることが考えられる。

プレースタイル

2年間、NYCFCを率いたパトリック・ヴィエラは、彼をかつてのチームメイトでもあるダヴィド・トレゼゲに例えている。総合的に優れた選手であり、183cmの身長により大人を相手にも引けを取らない強さ、自身の得点力はもちろんのこと、広い視野で周囲の選手を活かしたチャンスメイク、高精度のプレースキックなど多くの武器を兼ね備える存在だ。また、インテリジェンスも高いなど才能に抜け目がない。

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