ギオルギ・ママルダシュヴィリ

名前 ギオルギ・ママルダシュヴィリ(Giorgi Mamardashvili)
生年月日 2000年9月29日
国籍/出身 ジョージアトビリシ)
身長 199cm
ポジション GK
所属 ディナモ・トビリシ/バレンシア

圧巻のビッグセーブ劇を見せるジョージアの番人

プレー動画          

経歴             

■2000-2019年(幼年期~ディナモ・トビリシ)

日本ではグルジアとして2015年4月まで知られていたジョージア国。彼はそんなジョージアの首都にあたるトビリシにて誕生していた。父のダヴィト・ママルダシュヴィリはジョージア国内でプレーしていた元ゴールキーパーであり、そんな父親に感化されるようにして彼もゴールキーパーとしてのキャリアを選択している。FCトルペド・クタイシ(ジョージア1部)でメインチームのGKコーチにも就いていたほど、指導面では申し分ない実績を持っている父と二人三脚で成長期を過ごし、いつしか国内の強豪クラブであるディナモ・トビリシに加入できるまでに彼は成長を遂げていた。

ディナモ・トビリシでは17歳で迎えた2018年シーズンよりトップチームに昇格しており、出場には至っていないが、ウマグレシ・リーガ(ジョージア1部)では13試合でのベンチ入りを果たしている。しかし、この頃には同世代のDemetre Buliskeriaがクラブ内では優遇されており、開幕戦から起用されていたことで彼が出場するようなチャンスはない状況であった。

■2019-2021年(ルスタヴィ~バレンシア)

2019年シーズンは出場機会を得るために同国のFCルスタヴィにローン移籍で加入すると、リーグ戦の約78%を占める28試合に出場しており、43失点と下位に沈むクラブであるため困難な場面は多かったが7試合でのクリーンシートを達成している。新たな2020年シーズンではディナモ・トビリシへの復帰も噂されていたが、FCロコモティヴ・トビリシにローン移籍。

同シーズンはCOVID-19の影響で通常であればホーム&アウェイを2回繰り返すレギュレーションであったが、1回の全18試合に削減されていたことで彼の出場試合数も11試合に留まっていた。それでも、11試合でわずか11失点(うち、4試合でクリーンシート)という驚異的なスタッツを残したことで、彼は同シーズンのリーグ年間最優秀ゴールキーパーに選ばれている。また、その間にはUEFAヨーロッパリーグ予選にも出場しており、1回戦のウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ(ルーマニア)と2回戦のディナモ・モスクワ(ロシア)を相手にフル出場で勝利をおさめると、3回戦でグラナダ(スペイン)に敗れたが彼の残したパフォーマンスは見事なものであった。

 
 
 
 
 
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続く2021年シーズンでもFCロコモティヴ・トビリシのローン延長で残留すると、2021年3月から開幕したウマグレシ・リーガでは第20節までの18試合に出場。2021年5月頃からバレンシアCF(スペイン)との接触が報じられると、2021年6月2日に正式に1年間の買取OP付きのローンにて加入することが決定した。6月28日のリーグ戦を最後に、7月からスペインに渡った彼だが、当初は意外なことにセカンドチームのVCFメスタージャ(スペイン5部)を中心とする加入であったという。

とはいえ、メインチームの第3GKとしても扱われているためプレシーズンキャンプには帯同していた。そのような立ち位置のなかで、ジャウメ・ドメネクとヤスパー・シレッセンの回復が思わしくなかったことでプレシーズンマッチにおいては彼の出場機会が増加。そこで2人のベテランGKの不在を感じさせないパフォーマンスで新指揮官ホセ・ボルダラスの信頼を勝ち取ったことで、2021年8月13日に開幕したラ・リーガのヘタフェ戦で先発起用されると、開始3分で退場者が出る苦境に立たされながらもクリーンシートで勝利に貢献。ジャウメとシレッセンの不在時にブレイクする可能性を感じさせた。

 
 
 
 
 
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代表歴            

2019年9月にU21欧州選手権予選に向けたジョージアU21に招集されており、リヒテンシュタインU21戦でデビューを飾っている。2021年3月にはワールドカップ予選のためにジョージアのフル代表にも招集されるなど、既に実力は国内でも有数の存在であることを証明している。

移籍の噂           

バレンシアには1年間のローンであり、約100万ユーロとされる買取OPが付与されている。買取の義務は契約締結時に付いていないが、バレンシアが買取OPを行使することは必然的であるためジョージアに戻ることはないだろう。現在の市場価値は80万ユーロと過小評価されているため、今季の活躍で1000万ユーロはくだらない価値まで上昇する見通しだ。

ちなみに彼はイングランド、スペイン、イタリアのリーグが好きだと語っており、マンチェスター・ユナイテッドとASローマをお気に入りのクラブとしつつ、「イタリアからのオファーは本当に拒否しないだろう」とバレンシアとの契約が締結される前には語っている。

プレースタイル        

ノイアー、アリソン、クルトワ、ブッフォンの4人をお気に入りのGKとして挙げる彼は、2m近い身長(196cm~199cm)による守備範囲の広さでビッグセーブを連発することを特徴としている。以前までは父からは集中力の欠如が指摘されていたが、ジョージア国内リーグでの出場を重ねたことで、今では手放しに称賛するほどだ。現在はスペイン語の習得が最優先であり、そこでのコミュニケーションエラーを招く可能性はあるため、徐々にそこは改善していく必要があるだろう。