名前 | ゲオルギオス・クツィアス(Georgios Koutsias) |
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生年月日 | 2004年2月8日 |
国籍/出身 | ギリシャ(テッサロニキ) |
身長 | 178cm |
ポジション | CF/WG |
所属 | PAOKテッサロニキ |
※イオルゴス・クツキャスとも表記されるだろう
絶対的な存在でギリシャの将来を担う最重要ピース
プレー動画
経歴
■2004-2020年(幼年期~PAOKテッサロニキ)
ギリシャでは首都アテネに次ぐ都市であるテッサロニキにて彼は生まれており、6歳の頃からティレマコス・アレクサンドリアにてキャリアを始めると、PAOKクルーラを経た2012年夏(8歳)より現在のPAOKテッサロニキの下部組織に入団を果たしている。加入から4年間は自宅のアレクサンドリアからテッサロニキまで往復する毎日であり、彼自身も当時は「車が家だった」と回想するほど非常に幼い少年にとっては困難な生活にてトレーニングに励んでいたという。
2016年(12歳)から寮生活が始まったことでサッカーに専念できる環境を得ると、彼が幼い頃に参加した10つのトーナメントのうち、8つのトーナメントで大会得点王&MVPに輝くような実力で名実ともにPAOKの未来を担う少年として期待を集める存在へと成長を遂げていた。2017/18シーズンには14歳ながらK15リーグ(ギリシャ・U15リーグ)に参戦し10得点を記録すると、翌2018/19シーズンにはチームキャプテンとして18試合で26得点4アシストの大車輪となる活躍でK15リーグのチャンピオンに導いたことは、今後のサッカー人生において大きな自信となる出来事となっている。
2019/20シーズンはK17リーグでの開幕から4試合で6得点を記録すると、そのままPAOKテッサロニキU19に昇格。K19リーグでは徐々に出場機会を重ねながら17試合で6得点の成績でリーグチャンピオンも経験する有意義なシーズンとなっていた。そして新たに迎えた2020/21シーズン、ギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)第2節のアトロミトス・アテネ戦にてトップデビューを飾ると、クラブ最年少出場記録とは1日差で更新できなかったが、直近5年間での最年少選手であることが大きな話題を生んでいる。
代表歴
2019年11月には15歳でギリシャU17のデビューを飾り、U17欧州選手権予選ではドイツU17を相手に2得点を奪うなど、3試合で4得点と上の世代を相手にも引けを取らない実力を見せていた。
移籍の噂
2020年8月にPAOKテッサロニキとは2023年6月末までの契約延長を交わしており、これから名前が挙がってくるであろうビッグクラブの引き抜きに備えた環境を構築している。
プレースタイル
ギリシャの将来を担う最重要ピースであり、16歳ながらトップデビューを飾っているなど期待に応える成長を遂げている選手だ。重要な場面で決定的な仕事を残すNo.9のセンターフォワードを本職としながらも、持ち前のスキル・敏捷性・創造性・状況判断能力といった総合的な完成度の高さでウィンガーとしても一級品であるなど才能に隙がない。さらにはK15リーグでチームを牽引したリーダーシップも備えておりギリシャを代表する選手になることはもはや決定事項だ。