名前 | ガエターノ・オリスタニオ(Gaetano Oristanio) |
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生年月日 | 2002年9月28日 |
国籍/出身 | イタリア(ヴァッロ・デッラ・ルカーニア) |
身長 | 174cm |
ポジション | AMF |
所属 | インテル・ミラノ |
インテルの下部組織に控える屈指の才能を秘めた逸材
プレー動画
経歴
■2002-2016年(幼年期~ペルーゾ・アカデミー)
イタリア・カンパニア州サレルノ県に位置するヴァッロ・デッラ・ルカーニアに生まれた彼は、父親のロザリオがセリエCやアマチュア部門で活躍していた元サッカー選手であるなどサッカーに満ち溢れた家庭にて育っている。同じくサレルノ県のロッカダスピデにあるクラブでキャリアを始めた彼は、アヴェッリーノのペルーゾ・アカデミーにて才能の片鱗を開花させたことで、ユヴェントスとインテルの両方から関心を集めていたという。
■2016-2020年(インテル)
そして2016年夏より現在のインテルに加入すると、15歳未満のカテゴリにて結果を残したことで2018/2019シーズンからインテルU17に昇格することが決定。インテルU17では2019年初めに腸骨稜(骨盤)の負傷離脱期間もありながらも、カンピオナート・ナツィオナーレU17(U17リーグ)での中心選手として活躍し、決勝ラウンドではASローマを下して優勝を経験するなど黄金世代に数えられるインテルの2002年世代にて有意義な時間を過ごしていた。
2019年9月13日にプリマヴェーラ1(U19リーグ)の開幕節となったペスカーラ・プリマヴェーラ戦にて1得点・1アシストの活躍で勝利に貢献した彼は、UEFAユースリーグでもFCバルセロナを相手に2試合連続弾を記録するなど、17歳ながらインテル・プリマヴェーラ(U19)でも戦えることを証明している(プリマヴェーラでは15試合・5得点の成績)。
代表歴
腸骨稜の負傷の影響もあり、イタリアU17が準優勝の成績を収めたU17欧州選手権2019には出場をしていないが、その後のU17ワールドカップ2019では本戦メンバーに選出されており、同大会では4試合で1得点・2アシストと印象的な活躍を見せている。2019年9月にはカーマイン・ヌンツィアータがイタリアU17から継続して率いているイタリアU18でのデビューも飾っている。
移籍の噂
2016年から在籍しているインテルとの契約期間については明らかにされておらず、プロ契約の記述も見られない。一見すると残留が当然のように思われるプリマヴェーラ期待の才能であるが、2020年6月にはエラス・ヴェローナからマラシュ・クンブラを獲得するための契約の一部として、彼とエディ・サルセドを差し出す動きがあると報じられたことで退団の可能性も噂されている。
プレースタイル
非常に洗練されたモダンタイプの攻撃的なミッドフィールダーと称され、既に卓越している左足から多くのクリエイティブなスタイルを見せるプレーヤーだ。戦術的な理解度に優れ、こうした賢さから攻撃全体に変化を与えることを得意とし、個人技で相手ディフェンスの驚異となる突破を図るほか、ミドルレンジからの強烈なシュートも備え、直接フリーキックもお手の物であるなどチームの顔になるべく才能を持っている。