イーサン・アンパドゥ

選手紹介
名前イーサン・アンパドゥ(Ethan Ampadu)
生年月日2000年9月14日
国籍/出身ウェールズエクセター)
身長182cm
ポジションCB/DMF
所属チェルシーFC

チェルシーの未来を創るであろうウェールズの神童 

プレー動画          

経歴             

アイルランドU-21代表の経歴を持つクワメ・アンパドゥの息子であり、イングランドのエクセターにて生まれている。父がエクセター・シティU-18の監督を勤めていたこともあり、2008年よりエクセター・シティのアカデミーにてキャリアをスタートさせている。そこで順調に成長をした彼は、父が指揮するU-18チームにおいて、14歳ながら出場をしていたことで話題となっている。

2016-2017年シーズン、15歳ながら飛び級でトップチームに帯同をした彼は、EFLカップ1回戦のブレントフォードFCとの試合でトップチームデビュー。その時の年齢はわずか15歳10ヶ月26日であり、87年ぶりにクラブ最年少出場記録を更新した。また、その試合では120分間の死闘にフル出場をしており、結果的に無失点でチームの守備陣を牽引し、勝利・信頼を勝ち取っている。所属しているエクスター・シティは当時イングランド4部リーグ(リーグ・ツー)で戦っており、そのリーグ戦では8試合に出場をした。シーズン終了後、4部リーグながらこの神童を放って置くはずはなく、2017年7月1日にチェルシーFCへ移籍。その際の移籍金は約280万ユーロと、4部リーグの16歳に支払う金額としては高額なものとなった。

2017-2018年シーズン、チェルシーでの加入1年目の彼は、3つのカテゴリ(トップチーム、U-23、U-19)でのプレーをしている。2017年9月20日のEFLカップ3回戦のノッティンガム・フォレストとの試合でセスク・ファブレガスに代わりチェルシーでのトップデビューを飾った彼は、クラブ史上初の2000年代生まれの選手となり話題を集めた。また、プレミアリーグ第17節のハダースフィールドとの試合でも後半35分からアンドレアス・クリステンセンとの交代でプレミアリーグデビューも飾るなど、同シーズンのトップチームでは7試合に出場をしている。

2018-2019年シーズン、プレミアリーグ2のチェルシーU-23での出場がメインではあるが、トップチームではヨーロッパリーグなどのカップ戦での起用が予想されている。世界的なディフェンス陣を有するトップチームにおいて出場機会はごく僅かなものとはなるが、学べることが多いだろう。

代表歴            

自身のルーツなどもありイングランド、アイルランド、ガーナ、ウェールズの4ヶ国の代表選択が可能だった彼は、イングランドU-16でのキャップもあるもの、2016年以降は一貫してウェールズでプレーをしており、2017年9月のワールドカップ予選にてウェールズA代表に招集をされている。2017年11月10日のフランス代表との親善試合でフル代表デビューをしており、ウェールズ代表でプレーすることを選択した。

移籍の噂           

2018年9月にチェルシーとの契約を2023年6月末まで延長をしているため、移籍の可能性は低い。現実的な選択としてローン移籍でのプレーも考えられるが、2シーズンに渡ってチェルシーでプレーしているだけに手元に置いておきたい考えがあるのだろうか。

シーズン移籍先移籍金
2019-20RBライプツィヒon loan
2020-21シェフィールド・ユナイテッドon loan

プレースタイル        

センターバックを主戦場とする彼は、両足を使えることやパスの正確さが評価されている。まだ若い選手であるため空中戦を含む対人戦には改善が必要ではあるとされているが、試合への出場がそれを解決に導くものだと言われている。容姿の要素が強いとは思われるが、ダヴィド・ルイスと比較する声も大きい。

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