名前 | ダヨ・ウパメカノ(Dayot Upamecano) |
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生年月日 | 1998年10月27日 |
国籍/出身 | フランス(エヴルー) |
身長 | 185cm |
ポジション | CB |
所属 | RBライプツィヒ |
タレントの宝庫となっているレ・ブルーのビースト
プレー動画
経歴
フランスのエヴルー生まれの彼は、幼年期のキャリアをVSアンジェ、FCデ・プレという地元のアマチュアクラブにて過ごしている。10歳からはエヴルーFC 27に移ると、そこで約4年間を過ごした。2013年からヴァランシエンヌのユースに属しており、U-19チームでプレーをしていた。その当時、16歳で2015年U-17欧州選手権に出場をしていた彼は、不動のセンターバックとしてチームの優勝に貢献しており、国内外からの関心を集めている。そのため、ヴァランシエンヌは彼の残留が難しい状況にあり、マンチェスターの2クラブからのオファーがあったもの、2015年7月に220万ユーロでオーストリアのレッドブル・ザルツブルクとの契約を締結している。
ザルツブルクに加入をした2015-2016年シーズン、移籍から1ヶ月足らずでチャンピオンズリーグのマルメFFとの予選にてベンチ入りを果たす。このシーズンは主に2部リーグを戦うセカンドチームのFCリーフェリングでのプレーだったが、第28節のSVマッタースブルクとの試合でトップデビューを果たすなど、セカンドで16試合、トップで2試合の出場でシーズンを終えた。
2016-2017年シーズンに入ると、開幕戦からスターティングメンバーとして名を連ねており、チームの主力として活躍をしている。こうしたパフォーマンスが評価されると、2017年1月の冬の移籍市場にて、同じくレッドブルがスポンサーを務めている成長が著しいRBライプツィヒへ4年契約の移籍金1000万ユーロで移籍。途中加入ながら第19節のドルトムントとの試合でブンデスリーガデビューをすると、第29節からはフル出場をするようになり定着をしている。
2017-2018年シーズン、昨シーズンの後半から定着しているようにチームに欠かせない存在として不動の地位を築いた。このシーズンはチャンピオンズリーグでの出場も経験しており、グループリーグで3位となり敗退したことで、ヨーロッパリーグに舞台を移した。ヨーロッパリーグではチームのベスト8進出に貢献する活躍を残している。2018-2019年シーズンはさらなる進化を遂げるはずだ。
代表歴
ギニアビサウにルーツを持つ彼は、2014年からフランスU-16でプレーしたことを皮切りに、U-17、U-18、U-19、U-21と各世代別代表に選出されている。前述したように16歳で臨んだ2015年U-17欧州選手権では決勝においてドイツを下し優勝に貢献した。現在のフランス代表はヴァラン、ウンティティ、ラポルテに代表されるようにセンターバックの若い逸材が過去に類を見ない程、溢れた宝庫となっており、彼が招集されない一つの要因だろう。彼らの牙城を崩す他ない。
移籍の噂
多くの関心が伝えられるように、彼もまた移籍には前向きの姿勢を見せている。フランス代表に選出されることを目標とする彼は、幼少期からの憧れであるレアル・マドリード、FCバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドでプレーすることを夢見ている。6000万ユーロと言われている違約金を払う姿勢を見せているクラブはバルセロナやマンチェスター・ユナイテッドだが、2018-2019年シーズンはライプツィヒに残留することを決断した。ライプツィヒとの契約は2021年夏までとなっている。
プレースタイル
身体能力が高く、センターバックとして総合的な能力の高さが評価されている。アグレッシブなスタイルだが冷静な判断力を持ち、適切なポジショニングにてボールを奪取する。そのスタイルはラファエル・ヴァランやマッツ・フンメルスに例えられており、今後の成長が期待される。