名前 | ダビド・トシェフスキ(David Tosevski) |
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生年月日 | 2001年7月16日 |
国籍/出身 | 北マケドニア(スコピエ) |
身長 | 186cm |
ポジション | CF |
所属 | FKロストフ |
ロストフが射止めた北マケドニアの新エース候補
プレー動画
経歴
■2001-2020年(幼年期~ラボトニツキ)
北マケドニアの3分の1が暮らしていると言われる首都スコピエに生まれた彼は、7歳の頃からFKラボトニツキの下部組織に在籍しており、各年代で最も才能のあるストライカーの1人として考えられていた。2018/2019シーズンにはユースリーグで18得点を挙げる活躍を見せると、18歳の誕生日を迎える2019年7月にはラボトニツキとの最初のプロ契約を締結しており、当時の指揮官であったアレクサンダル・ブラホの下でトップチームに帯同していたという。
2019/2020シーズンより正式にトップチームに昇格すると、2019年8月のプルヴァ・マケドンスカ・フドバルスカ・リーガ(北マケドニア1部)開幕節となるFCストルガ戦にてプロデビューを果たしている。第6節のFKマケドニヤ・ジョルチェ・ペトロフ戦にて初めてのフル出場ながら決勝ゴールをアシストすると、以降の試合ではセンターフォワードのレギュラーポジションを確立し、結果的にはデビューイヤーながら21試合・5得点/3アシストの成績を記録した。
■2020年(FKロストフ)
2020年7月7日、ロシアのFKロストフはラボトニツキから完全移籍にて彼を獲得したことを発表。約100万ユーロの移籍金を残してラボトニツキに別れを告げた彼は、単身ロシアに渡って新たなステージに進むことを選択している。
代表歴
北マケドニアの世代別代表には常に招集を受けているが、欧州の強豪国を相手に結果を残すことは難しく、主要大会では目立った成績を残せていない。しかし、18歳ながら北マケドニアU19~U21に飛び級で選出されるなど国内では既に実力が認められている存在だ。
移籍の噂
結果的に同じキリル文字を扱うロシアのFKロストフを新天地として選んでいるが、以前にはインテルとモナコを始めとする、アンデルレヒト、LOSCリール、ジェノア、フランクフルトなどの欧州でも実績のあるクラブから関心が集められていた。ただ、実際にはLOSCリールが50万ユーロのオファーを提示した程度の動きであり、高騰する移籍市場では比較的安価となる100万ユーロでロストフが射止めた形だ。
プレースタイル
186cmの恵まれた体格を活かした本格派の点取り屋であり、ボックス内での駆け引きと空中戦の強さ、冷静に決定機を仕留める決定力に定評を持っている。北マケドニアでは既に大人を相手に経験を積み始めているため、よりレベルの高いロシアの地にて次なる成長が期待できるはずだ。