ダニーロ

名前ダニーロ(Danilo)
生年月日2001年4月29日
国籍/出身ブラジルサルヴァドール)
身長177cm
ポジションDMF/CMF
所属パルメイラス

※ダニーロ・ドス・サントスとも表記されるだろう。

恩師の導きにより開花したパルメイラスが誇る不屈の才能

プレー動画          

経歴             

■2001-2015年(幼年期~ECバイーア)

ブラジル北東部の湾岸都市であるサルヴァドールに生まれた彼は、「Deguinhos da bola」と呼ばれるサッカースクールでもプレーしており、彼にとってはその時のコーチであったデゴ氏が恩師となっている。14歳未満の大会では1歳年上の選手がゴールキーパーとして登録することを認められていたこともあり、彼は必要に応じてゴールキーパーとしてもプレーするような存在であったという(なお、この時のトーナメントでは正GKとして無敗優勝に貢献している)。同時期には地元を代表するECバイーアの下部組織でも時折チャレンジするなど、約8年間の関係が続いていたが、ECバイーアは彼を評価しておらず2015年のU15カテゴリを最後にクラブから契約を更新しないことを告げられていた。こうした評価に悲観した彼はサッカーの道を諦め、研究者になることを考えていたという。

■2016-2018年(シャペコエンセ~カジャゼイラス)

しかし、苦しい家庭環境からの脱却するために多額の投資(借金)で彼に機会を与えていた両親の姿を見るよう、デゴ氏によって説得されると彼は再びサッカーへの道を歩み始めている。シャペコエンセのユースに加入していた彼を、デゴ氏がFacebookを通じて彼を非営利団体である「Instituto Social Manasses」との関係性を構築し、同団体が提携していたカジャゼイラスに彼を送り込んだことが人生の分岐となっていた。カジャゼイラスはバイーア州選手権の2部リーグに在籍しており、当時17歳~18歳だった彼が起用されると準優勝の立役者として評価され、現在のパルメイラスからオファーを受け取っている。

■2018-2021年(パルメイラス)

2018年よりパルメイラスに買い取りオプション付きの期限付き移籍で加入した彼は、一時はコーチから起用されないことを嘆き、デゴ氏に相談を持ち掛けていたが同氏は「バイーアに戻ってきたら殴るぞ」と激を飛ばしたことで、彼はカンピオナート・パウリスタ(サンパウロ州選手権)U17とU20の両方における優勝に貢献するまでに成長を遂げていた。

2020年9月にはパルメイラスが彼を正式に購入しプロ契約を締結すると、様々なトップチームのコンペティションで出場を重ね、2020年のコパ・リベルタドーレスでは全試合に出場し、パルメイラスの11年ぶり2回目の優勝に絶大的な影響を与えていた。トップデビュー以来、彼は5試合を除くすべての試合で起用されており、南米王者としてクラブワールドカップにも出場するなどトッププレーヤーとしての階段を急速で駆け上っている。


代表歴            

ブラジルU20に選出されているが、デビューには至っていない。

移籍の噂           

2020年9月に購入したパルメイラスは約60%の保有権の買い取りと、6億6000万レアル(約1億ユーロ)の契約解除金を設定するなど、彼とは2025年8月末までの契約を交わしている。現在はACミラン、ユヴェントス、ASローマといったセリエAのクラブから関心を集めており、家族をより裕福な環境に置きたいと考えている彼にとっては、パルメイラスとの折り合いさえつけば移籍の実現可能性も高いだろう。実際は1300万ユーロ~1500万ユーロの間で取引が完了するものだとも予想されている。

プレースタイル        

左利きの彼は的確な読みでボールを奪うことに長けた守備的な中盤の選手だが、隙あらば積極的にゴール前に顔を出し決定的な仕事をやってのけるなど、攻守の両面で貢献度の高い存在だ。地上戦では彼を1vs1の状況で交わすことは難しく、非凡なパスセンスも持ち合わせているため中盤でボールを奪った後は一転して攻撃のスイッチが入る特徴を持ち、彼一人のプレーで局面を変えることのできる個性が光っている。