クリスティアン・メディナ

名前 クリスティアン・メディナ(Cristian Medina)
生年月日 2002年6月1日
国籍/出身 アルゼンチンモレノ)
身長 178cm
ポジション CMF
所属 ボカ・ジュニアーズ

名門ボカの中盤で堅実に仕事をこなす19歳の職人

プレー動画          

経歴             

■2002-2012年(幼年期~ラヨ・デ・マラヴェル)

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから約36km離れたモレノに生まれた彼は、地元のアマチュアクラブであるラヨ・デ・マラヴェル(Rayo de Malaver)にてキャリアを始めている。そんな小さなクラブからこれまでに2000人程度がボカ・ジュニアーズのトライアルに挑んでいるが、合格を勝ち取ったのは彼を含めて3人だけだったという。こうした背景を持ちながら、2012年10月よりボカ・ジュニアーズの下部組織に加入している。

■2012-2021年(ボカ・ジュニアーズ)

加入当初はポジションが定まっておらず、トライアル時には攻撃的なミッドフィールダー、最初の試合ではストライカーとプレーしていたが、すぐに現在の中央ミッドフィールダーに適していると見定められてからはポジションを変えることなく過ごしている。彼の名前がファンに知れ渡ったのは2018年に所属していたセプティマ・ディヴィシオン(U16)であり、最大ライバルクラブのリーベル・プレートを相手にラボーナキックで決めたゴールはSNSで上で話題となっていた。

こうした活躍により2018年にボカ・ジュニアーズと最初のプロ契約を締結した彼は、2020年頃よりトップチームでの立場を得るようになっていた。その背景にはセバスティアン・ペレスがボアヴィスタ(ポルトガル)、イヴァン・マルコーネがエルチェ(スペイン)にそれぞれ期限付き移籍したことで薄くなった層を埋めるよう彼に白羽の矢が立っていたのだ。とはいえ、2020年はベンチに座るだけでなく出場機会は得ておらず、トップデビューを飾ったのは2021年2月、COVID-19の影響で急造されたコパ・デ・ラ・リガ・プロフェシオナル(通称:コパ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ)のヒムナシア・ラ・プラタ戦となっている。

以降は中盤で確固たるポジションを得ており、コパ・デ・ラ・リガ・プロフェシオナルでは第10節のCAトゥクマン戦で初ゴール、準々決勝のリーベル・プレート戦でもアシストを記録し準決勝進出の立役者となっていた。準決勝のラシン・クラブを相手に活躍することも期待されていたが、COVID-19の感染で出場は叶わずチームもベスト4の成績で終了。一方の国際大会であるコパ・リベルタドーレスでも国内大会と平行して出場しており、サントスFC(ブラジル)やバルセロナSC(エクアドル)といった強豪クラブとの対戦を経験している。

 
 
 
 
 
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代表歴            

2017年11月のU15南米選手権を初制覇したアルゼンチンU15の優勝メンバーであり、その後もアルゼンチンU16~U17と順当に選出されている。2019年にはパブロ・アイマールが率いたアルゼンチンU17としてU17南米選手権も制覇しており、U17ワールドカップ2019にも出場。U17ワールドカップはベスト16で同じく南米のパラグアイに敗れる結果に終わったが、多くの才能が集結した黄金世代でも一定の評価を得ていた。

 
 
 
 
 
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移籍の噂           

ボカ・ジュニアーズとは2025年12月末までの長期契約を残しており、クラブとしてもレッドブル・ザルツブルク(オーストリア)にニコラス・カパルドを売却したばかりであるため残留させたい意向だろう。現時点で具体的なクラブからのオファーを提示されているわけではないので、彼の名前を目にするのは2022年冬の移籍市場なのではないか。

プレースタイル        

U16カテゴリに受けたインタビューでは「スピードと1vs1のプレーが強み」と語っており、両サイドハーフを中心にプレーしていた。その後、アルゼンチン代表でかねてから起用されていたドブレ5(アルゼンチン特有の語彙で二人のNo.5がアンカーよりも前で一緒にプレーすることを指し、いわゆるクリエイティブな攻撃的ミッドフィールダーの意)やピボーテ(ボランチ)を主戦場とするなど中盤のプレーヤーとして成長を遂げている。高いキープ力でボールを簡単に奪われない強さや、守備では粘り強いボール奪取を見せるなど、サポーターからはフェルナンド・ガゴに例えられる存在だ。