ブレナン・ジョンソン

選手紹介
名前ブレナン・ジョンソン(Brennan Johnson)
生年月日2001年5月23日
国籍/出身ウェールズノッティンガム)
身長179cm
ポジションWG/AMF
所属リンカーン・シティ

父と同じエンブレムを着用する若きアタッカー

プレー動画          

経歴             

■2001-2020年(幼年期~ノッティンガム・フォレスト)

彼の父親はイプスウィッチ・タウンやノッティンガム・フォレストで活躍した元ジャマイカ代表のデヴィッド・ジョンソンであり、そんな父がノッティンガム・フォレストに所属していた際の子供であるため、出生地はイギリスのノッティンガムとなっている。レッズの愛称で親しまれるノッティンガム・フォレストの試合を幼い頃から見ており、8歳となった2009年頃からトライアルを経て、アカデミー(U9)に加入。同時期には両親の離婚も重なる私生活もあったが、父の才能を受け継いだ彼は同世代のアーヴィン・アッピアーと共に多くの年齢層にてチームの中心選手として評価を高めていた。

アーヴィンは17歳の頃からトップチームに帯同するような存在であったが、同時期の彼はノッティンガム・フォレストのU18カテゴリをメインでプレーしており、たまにU23カテゴリの試合に出場するなど超飛び級ではないが順調な歩みでユースカテゴリを卒業。2019年8月3日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)開幕節のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)にてトップデビューを飾ると、2019/20シーズンは4試合に出場している。

■2020-2021年(リンカーン・シティ)

2020年9月、2020/21シーズンの1年間をEFLリーグ1(イングランド3部)に所属するリンカーン・シティに期限付き移籍で加入することが決定。移籍発表から2日後のチャールトン・アスレティック戦にて移籍後初デビューを飾ると、デビュー2戦目となったブラックプール戦では2つのPKを誘発する活躍に勝利に貢献しており、異なるポジションでのプレーながらリーグ戦では32試合6得点11アシストとブレイク中だ。

代表歴            

生まれのイングランドと、父の故郷であるジャマイカ、そして母の故郷であるウェールズの三ヶ国から彼は代表を選択できる権利を持っていた。2016年10月からイングランドU16に選出されると、2017年にはイングランドU17に選出。しかし、飛び級でのプレーを推奨しているウェールズが彼に接触すると、2018年9月には17歳ながらウェールズU19でデビューを飾っている。

そしてウェールズU21を経た彼は、2020年10月にウェールズのフル代表に初選出されると、同年11月のアメリカ代表との親善試合にてフル代表デビューを飾り、ウェールズでプレーすることを決断した。

移籍の噂           

リンカーン・シティでの期限付き移籍にて評価を高めていた彼は、2021年1月でノッティンガム・フォレストに復帰することが噂されていた。しかし、今の状態を保つために途中復帰は行わず、2021/22シーズンより本格的な復帰をする見通しだ。それでもより大きなクラブからアプローチを受けることも考えられるため、夏の動向には注目だろう。

プレースタイル        

右利きの彼はウィングの位置を主戦場としながらも、試合中は9番の位置に近いような中央寄りでのプレーを確認することができる。最大の武器は吸い付くようなドリブルと試合平均2.3本の積極的なシュートを持ち味としている。既に今シーズンは7~8本のPKを誘発しており、多くのアシストを記録するなど得点に直結した動きがチームに貢献する。ただし、43本のシュートで19本の枠内シュート、そして7得点となっているため決定力については改善すべき部分もあるだろう。それでも高いシュート意識は強みであるためゴール前での落ち着きをさらに向上させるなら上のカテゴリでも通用するはずだ。

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