名前 | アーヴィン・アッピアー(Arvin Appiah) |
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生年月日 | 2001年1月5日 |
国籍/出身 | イングランド(アムステルダム) |
身長 | 173cm |
ポジション | RWG |
所属 | UDアルメリア |
※アルヴィン・アッピアーとも表記される
スペイン2部で歴史的な取引額となった18歳の新鋭ウィンガー
プレー動画
経歴
■ 2001-2018年(幼年期~ノッティンガム・フォレスト)
ガーナ系の血を引く彼は、オランダのアムステルダムで生まれ幼い頃から兄と一緒にサッカーを始めており、そんな兄であるナサニエル・アッピアーも現在はサッカー選手だ。アーヴィンが6、7歳の頃よりイギリスのノッティンガムに家族と共に移り住むと、地元のヴァーノン・コルツでクラブキャリアをスタートさせ、9歳で名門ノッティンガム・フォレストの下部組織へと入団した。ノッティンガム・フォレストU18でのキャリアもそこそこに、彼は17歳でトップチームに帯同するようになると、2018年10月30日のEFLカップ(カラバオカップ)4回戦 バートン・アルビオン戦でトップデビューを飾り、同試合では6分間の出場ながらデビュー戦初得点を記録したことで大きな話題を生んでいる。2019年に入ってからはチャンピオンシップ(イングランド2部)でも出場を重ね、2018-19シーズンはトップチームで7試合に出場した。
■ 2019年(UDアルメリア)
2019年1月にノッティンガム・フォレストとの新たな契約を締結していたが、2019年9月1日にセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のUDアルメリアに移籍することが発表。移籍金は800万ポンド(880万ユーロ)となり、セグンダ・ディビシオンでリカルド・オリヴェイラに次ぐも史上2番目の取引として歴史に名が刻まれた。
代表歴
両親がガーナ人であり、オランダ生まれの選手だが世代別代表としては長年住んでいるイングランドを選択している。イングランドU17では2018年U-17欧州選手権でベスト4入りに貢献しており、準決勝のオランダU17戦ではPK戦までもつれ込み敗退するも彼自身はペナルティキックを成功させ肝が据わっているところを証明した。2019年3月からはキース・ダウニングが率いるイングランドU19でのプレーとなっている。
移籍の噂
UDアルメリアに移籍する前にはマンチェスター・ユナイテッドが高い関心を示していたがイングランド屈指の名門クラブではなく、出場機会を中心に考えスペイン2部を移籍先として選択している。UDアルメリアとは2024年夏までの5年契約を締結しており、880万ユーロという移籍金からもアルメリアは将来の売却に対して相応の価格を求めるはずだ。アルメリアの1部リーグ昇格もまた彼の将来を左右するだろう。
プレースタイル
バネのある身体能力とスピードを活かした突破が魅力的な典型的ウィンガーであり、左足の洗練されたボールタッチで右サイドを中心に切り崩していくだろう。金額が金額なだけに彼にかかる期待は非常に大きなものとなるため、ノッティンガム・フォレスト在籍時のようにプレッシャーがない中でのプレーではないことから埋もれないように見守る必要があるはずだ。彼はまだ18歳、早期での結果を求めるのは酷だ。