名前 | アントニオ・ヌサ(Antonio Nusa) |
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生年月日 | 2005年4月17日 |
国籍/出身 | ノルウェー |
身長 | 180cm |
ポジション | WG |
所属 | スターベク |
ヤン・ヨンソンの抜擢によりスターベクに突如現れた彗星
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経歴
■2005-2021年(幼年期~スターベクIF)
彼はノルウェーに生まれているが、フルネームの「アントニオ・エロモンセレ・ノールドビー・ヌサ」に表れているようにナイジェリアにルーツを持っている。父のジョン・ヌサは母国ナイジェリアやノルウェーの高いレベルでプレーしていたことのある元選手であり、そんな父の才能を受け継ぐようにしてサッカーを始めていた。ノルウェー南部のラングヒュースを本拠地とするラングヒュースILに所属すると、1953年からの歴史で独自のプログラムを開発していたクラブにて初期キャリアを過ごしていたという。
初等教育を終えた2018年より約1時間ほどの距離にある現在のスターベク・フットボールに移籍すると、約3年後の2021年シーズンにはトップチームのトレーニングに帯同するまでに成長。スターベクの指揮官であるヤン・ヨンソン(かつては広島、神戸でプレーし、監督としても日本で指揮した馴染み深い人物)が高く評価したことで、2021年5月30日に行われたエリテセリエン(ノルウェー1部)第6節のローゼンボリ戦にて16歳ながらトップデビューを飾っている。出場だけでも珍しいものであったが、第12節の前年覇者ボデ/グリムトを相手に初ゴールを奪うだけでなく、翌節のヴァイキング戦では2014年にマルティン・ウーデゴールが15歳で記録して以来となる2得点を記録したことで大きな話題を呼んでいる。
代表歴
世代別代表のキャリアが始まる時期にCOVID-19のパンデミックとなっているため、招集歴は持っていない。ノルウェーのほか、ナイジェリアも選択できる環境にあるため様々な可能性があるだろう。
移籍の噂
2020年5月に15歳でプロ契約を締結後、1年後の2021年5月にスターベクとの契約を新たに更新。18歳となる2023年12月末までの契約となっているため、契約が終える頃には争奪戦が始まるはずだ。
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プレースタイル
僅かな隙を突き一瞬の加速力で相手を置き去りにする軽快なドリブラーであり、左ウィングを定位置としている。初ゴールをとなったボデ/グリムト戦では利き足の右足で豪快に振り抜いた得点であったが、ヴァイキング戦での得点はいずれも左足ということにも見られているように左右両方でのフィニッシュが可能な選手だろう。自身のInstagramで投稿しているプレー集にも同様の場面を感じることができた。推定でも170cm台後半はあるであろう身長を現時点で持っているため、必要最低限のフィジカルポテンシャルを持っている。ゴール前での最終フェーズにおける選択は自身のシュートを優先する傾向にあるが、決定力が高いとは言えないため冷静に物事を進めながら得点を量産し続けるのであれば、ノルウェーサッカー界で新たな衝撃を与えることになるだろう。