名前 | アンヘル・ヒメネス(Ángel Jiménez) |
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生年月日 | 2002年6月22日 |
国籍/出身 | スペイン(グラナダ) |
身長 | 194cm |
ポジション | GK |
所属 | グラナダCF |
コロナに苦しむグラナダに現れた一条の光
プレー動画
経歴
■2002-2020年(幼年期~グラナダCF)
スペイン・アンダルシア州のグラナダに生まれ育った彼は、75年の歴史を持っている地元のUDマラセナにて最初のキャリアをスタートさせている。現在のグラナダCFには2013/14シーズンから加入しており、初年度のアレビンA(U12)では21試合/9失点の活躍にて期待に応えていた。その後もインファンティル(U13)~フベニル(U19)まで正守護神としてチームを支えながら昇格を重ねている。
2020/21シーズンも引き続きフベニルAでのプレーであったが、グラナダのトップチームがCOVID-19による影響をモロに受けており、感染者の増加だけではなくヨーロッパリーグで使用した選手を協会が定める規定を満たしていない限り使えなかったため、代役として彼に白羽の矢が立つことになった。
2020年11月8日に行われたレアル・ソシエダとのリーグ戦にてグラナダでの史上最年少デビューを飾っており、同試合では彼のほかに7人のプレーヤーがデビューを果たしていた。そのため、レアル・ソシエダが終始圧倒する展開は避けられなく、被シュート本数は22本にも上っていた。ただ、この一方的な展開が彼を輝かせることになり、失点を許したのはPKを含めてわずかに2失点と健闘。さらにはウィリアン・ジョゼのPKを止めるなど、スペインのMARCA紙や各種統計サイトでも両チームあわせて彼が最も高い評価を得る傑出したデビュー戦となっている。
代表歴
スペイン世代別代表の経歴は持っていない。
移籍の噂
現時点でグラナダとの契約期間は明らかとなっておらず、プロ契約も交わしていないと思われる。
プレースタイル
彼を分析できる主な試合はレアル・ソシエダとの試合のみであるが、圧巻のセービング力や194cmのリーチを活かした守備範囲の広さ、大舞台でも自身の強みを発揮できるメンタルの成熟度など底知れないポテンシャルを秘めている。彼を今後の試合で起用するのかについては定かではないが、起用し続けても損がないことは明らかだろう。