名前 | アナトリー・トゥルビン(Anatoliy Trubin) |
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生年月日 | 2001年8月1日 |
国籍/出身 | ウクライナ(ドネツィク) |
身長 | 200cm |
ポジション | GK |
所属 | シャフタール・ドネツィク |
※アナトリー・トルビンとも表記されるだろう
名門シャフタール・ドネツィクのゴールマウスを守る18歳の大器
プレー動画
経歴
■2001-2020年(幼年期~シャフタール・ドネツィク)
ウクライナの主要工業都市であるドネツィクに生まれた彼は、6歳からシャフタール・ドネツィクの下部組織に所属していたとInstagramにて答えている(マリウポリのアゾフスタル-2でもプレーしていた記述も見られるが真偽は不明だ)2014年にはU14カテゴリにてチャンピオンシップの優勝と最優秀ゴールキーパーに選出される活躍を残していた。
常にチームの守護神として君臨していた彼は、1シーズンごとに昇格を繰り返しており、2018/2019シーズンにはU17を経てリザーブチームにも登録されるようになっている。同シーズンではUEFAユースリーグでもU19チームとしてプレーしながら、2019年2月からはトップチームの公式戦でベンチ入りを果たしており、2019年5月26日のウクライナ・プレミアリーグ・チャンピオンシップラウンドとなるFKマリウポリ戦ではフル出場にてトップデビューを飾ると、同試合ではクリーンシート(無失点)に抑える活躍を見せている。
2019/2020シーズンも引き続きトップチームの第2GKとしてベンチに控えていたが、新型コロナウイルス感染症の影響により過密日程となったチャンピオンシップラウンドでは、キャプテンであるアンドリー・ピアトフとのターンオーバーにて出場を重ねており、ディナモ・キーウとの大一番でも起用されるなど高い信頼を得ている状況だ。
代表歴
ウクライナU17ではキャプテンと正守護神としてチームを牽引し、2018年9月からは17歳ながらウクライナU19に飛び級で選出されると、U19欧州選手権では年齢的には1つ下ながらU17と同様にチームキャプテンを務めている。現在はウクライナU21でのデビューも飾るなど、フル代表デビューも時間の問題であるだろう。アンドリー・ルニンと同じようにウクライナを明るく照らす存在だ。
移籍の噂
徐々に欧州全体に存在が知れ渡ることは目に見えており、これからビッグクラブ間での争奪戦が繰り広げられることだろう。現時点でシャフタール・ドネツィクの契約期間は明かされておらず、ポルトガルのベンフィカが関心を示していると報じられている。
プレースタイル
彼の最大の特徴と言えるのは200cmの圧倒的な体格であり、長い手足のリーチを活かしたセービングに定評を持っている。自身が理想としているゴールキーパーとして、テア・シュテーゲン(足元のスキル)、アリソン(セービング)、アンドリー・ピアトフ(心理的な安定感と自信)を挙げており、彼らから刺激を受けているという。18歳ながらウクライナでもトップレベルにあるチームのゴールマウスを守っている事実は彼の大きな自信となるだろう。