アハメド・クトゥジュ

選手紹介
名前アハメド・クトゥジュ(Ahmed Kutucu)
生年月日2000年3月1日
国籍/出身トルコゲルゼンキルヒェン)
身長181cm
ポジションCF 
所属シャルケ04 

※アーメド・クトゥジュ、アフメド・クツク、アフメド・クトゥクなどの表記も考えられる

相次ぐフォワードの負傷により出番が回ってきたシャルケの新星 

プレー動画          

経歴             

2000-2011年(幼年期~ロートヴァイス・エッセン)

トルコ人ではあるが、ドイツはルール地方に位置する工業都市のゲルゼンキルヒェンにて彼は誕生した。3歳から地元の小さなサッカークラブ、シュポルトフロインデ・ハバーカンプでサッカーを始めると、2006年からは1970年代にブンデスリーガへの在籍歴のある古豪クラブ “ロートヴァイス・エッセン”のユースへと加入をしている。約5年間の在籍で確かな才能を示した彼は、11歳の頃にシャルケ04のスカウトによって発見され、シャルケのユースに移籍。育成に定評のあるトレーニングセンター “Knappenschmiede”で育成されることとなった。 

2011-2018年(シャルケ04:ユース)

16-17シーズンから昇格したシャルケU-17において、Bユニオーレン・ブンデスリーガ・ウエスト(U-17ブンデスリーガ西地区) では22試合に出場し10得点8アシストを記録。同シーズンの途中からはシャルケU-19でも出場機会を重ねた。17-18シーズンからは17歳ながら正式にU-19に昇格をすると、ここでも主力に定着しシーズン全体では26試合で12得点8アシストと昨年を上回る成績を収めている。また、第21節のドルトムントU-19とのユース世代におけるレヴィア・ダービーでは2得点2アシストと全ゴールに絡む驚異的な活躍を残しファンの心を掴んだ。続く18-19シーズンもU-19で開幕から大暴れ。11試合で11得点を決めるなど この世代は敵なしであることを証明した。

2018-2019年(シャルケ04:トップチーム) 

U-19で驚異的な成績を残す彼はついに運にまで恵まれる。2018年12月時点で、ディ・サントやエンボロ、ブルクシュタラー、マルク・ウートらフォワードの相次ぐ離脱により、ドメニコ・テデスコ監督がU-19から彼を招集させたのだ。U-23からは同時にベンヤミン・ゴラーが招集されるも、年の若い彼はいきなりチャンピオンズリーグのロコモティフ・モスクワとの試合でセドリック・トイヒャートとの途中交代でトップデビューを果たす。トイヒャートが長期離脱からの復帰直後のため90分間をフルで出場できないと示唆されていることから、負傷が続くフォワード陣において一気に立場を第3フォワードまでにのし上げている。デビューから3戦目となるブンデスリーガ第17節のシュトゥットガルト戦では試合を決定づける3点目を決め、初ゴールも記録するなど今、勢いに乗っている新星として注目を集めた。

代表歴            

世代別代表としては、2017年U-17ワールドカップに臨むトルコU-17に招集され、グループリーグ全3試合に出場し1得点を記録した。2018年7月からはトルコU-19に選ばれ、2018年U-19欧州選手権に出場、将来的なトルコ代表入りも近く実現されそうな勢いだ。 

移籍の噂           

2018年2月にシャルケとの最初のプロ契約を締結し、2020年6月末までの契約期間を残している。 ベシクタシュなどトルコのクラブからの関心はユース時代から伝えられているが、シャルケのトップチームでの活躍を臨むかもしれない。フォワード陣の復帰による立ち位置で去就への関心が集まるはずだ。

プレースタイル        

テデスコ監督は彼を「フレキシブルに起用が可能なプレーヤーで、性格的にも素晴らしく、この1年で大きな成長を遂げた」と評価している。右利きの選手だが両足をそつなく使えるなど、シュートセンス・決定力に優れた本格派のストライカーとしての評価が高い。どのような位置からも果敢にゴールを狙うだけでなく実際にゴールを量産し続けているためトップチームに定着できるポテンシャルは充分に秘めているだろう。

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