名前 | ルイス・オーフォード(Lewis Orford) |
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生年月日 | 2006年2月18日 |
国籍/出身 | イングランド(アップミンスター) |
身長 | 186cm(※推定) |
ポジション | CMF/AMF |
所属 | ウェストハム・ユナイテッド |
ハマーズに燦然と輝くコンプリート・ミッドフィールダー
プレー動画
経歴
■2006-2023年(幼年期~ウェストハム)
イーストロンドンの郊外で落ち着いた街並みが広がるアップミンスターに彼は育っている。父親のマークはシステムエンジニアとして働いており、イーストロンドンを代表する『ウェストハム・ユナイテッド』のシーズンチケットホルダーであったことから、息子のルイスもまたハマーズ(ウェストハム・ユナイテッドの愛称)に憧れを持つのは当然の流れであっただろう。
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5歳からウェストハム・ユナイテッドとの関係性が構築されているが、地元の『アップミンスター・パーク・ローヴァーズ(UPR)』での活躍は当時の地方紙で取り上げられており、キャリアにおける最初の注目トピックとなっている。それはU8で構成されたチームにてスペインにて開催されたサッカーフェスティバルに挑んだ際の内容であり、決勝戦の相手となった1歳上のFCBエスコラ(FCバルセロナのスクール)戦にて約23mの距離から直接フリーキックを叩き込んだ内容であった。このフリーキックが祖父の家で培われたものであることも語られている。
この大会での活躍により彼を含めた6人がウェストハム・ユナイテッドのジュニアユースへと進んでおり、憧れのクラブでの本格的な指導がスタート。14歳でU18プレミアリーグでのデビューを飾り、翌2021/22シーズンでは2004年生まれで主に構成されるなかで、当時15歳の彼は中心選手として躍動しており、25試合3得点8アシストの成績を残すなど同世代の選手と比べても抜きん出た存在であった。
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2022/23シーズンを迎えると、同じくウェストハム・ユナイテッドU18を主戦場としながらリーグを席巻しており、チームの開幕12連勝に貢献するなど印象的な活躍を残していた。2022年11月にはUEFAヨーロッパカンファレンスリーグのFCSB(ルーマニア)とのアウェイ戦に帯同しており、デビューには至らなかったがトップチームの選手を直接ベンチで見る機会を得ている。2023年1月にはプレミアリーグ2(U21リーグ)でのデビューも達成し、同年3月のウルヴス戦では初ゴールも記録。さらなる飛び級での適応も可能であることを感じさせているが、今季はU18カテゴリでのタイトル獲得に注力することだろう。
代表歴
イングランドU15~U16に招集されているが、現在は世代別代表よりもクラブでの活動に集中している。
移籍の噂
2022年6月にユース契約、17歳となった2023年2月にウェストハム・ユナイテッドとの最初のプロ契約(2025年6月末)に署名しており、そう遠くない未来にトップチームへの定着が期待されている。現在のトップチームは降格圏付近に沈んでいるなど暗い雰囲気が立ち込めているため、起爆剤としてチャンスを得る可能性もあるだろう。
⭐️ Lewis Orford
⭐️ Michael Golding
⭐️ Ezra Carrington
⭐️ Zach Marsh
⭐️ Kaiden WilsonIntroducing our #ClassOf2022, our next generation of #RocFam footballers! pic.twitter.com/JXVhTokCnY
— Roc Nation Sports International (@RocNationSI) February 9, 2022
マネジメントは世界的ラッパーのジェイ・Zが創設した『ロック・ネイション・スポーツ』が務めているほか、SNSではウェストハム・ユナイテッド以外にフォローしているクラブとしてマンチェスター・シティが挙げられる。
プレースタイル
6番と8番のポジションを主戦場としながら一列前の位置でもプレー可能な中盤の選手であり、どのような状況下でも乱れないボールコントロールと優れたビジョンで周囲の状況を把握しながら攻撃を組み立てることを得意とする。年齢以上の冷静さを備え、中央にスペースがあれば軽やかにボールを推進させるだけでなく、個の能力に長けたフォワード陣へラストパスを供給しながらアシストを量産する。
また、2列目から積極的にオフェンスへ介入し、ストライカーさながらのシュートセンスと決定力にてレンジを問わないゴールの量産も可能だ。身長は推定でも180cm後半台の恵まれた体格を誇っており、フィジカルバランスの良さも同世代の選手に比べると一目瞭然であるなど、心技体に隙のないパーフェクトな才能と評価できるだろう。マーク・ノーブルやデクラン・ライスから学びを得ているほか、国内ではフランク・ランパードに姿を重ねる声も多い。