名前 | ハリソン・バローズ(Harrison Burrows) |
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生年月日 | 2002年1月12日 |
国籍/出身 | イングランド(ウィズビーチ) |
身長 | 180cm |
ポジション | SMF/CMF/SB/AMF |
所属 | ピーターバラ・ユナイテッド |
洗練された左足の持ち主であるポッシュの宝石
プレー動画
経歴
■2002-2022年(幼年期~ピーターバラ)
イギリスおよび世界屈指の名門大学『ケンブリッジ大学』のあるケンブリッジシャー州。同州の北東端にあるウィズビーチという街にて彼は育っており、隣接したマロウとも密接な繋がりのある幼少期であった。4歳で地元のウィズビーチ・セントメリーにてボールを蹴り始めると、父親のクリストファーは息子の才能に確信を抱いており「ハリソンが4歳(2006年)の頃にウィリアム・ヒルに行き、彼がイングランドのトップチームでプレーすることに100ポンド賭けたんだ!」と語ったエピソードがある。
ペックオーバー小学校に通っていた8歳になると現在のピーターバラ・ユナイテッドの下部組織に入団しており、スポールディング・グラマースクール(中学校)の在籍時の15歳にはクラブから最初のプロ契約を提示されていたという。2017年7月にはイプスウィッチ・タウンとの親善試合にて非公式ながらトップデビューも飾っているが、正式にプロ契約を締結したのはそこから約2年後の2019年1月のことであった。
Just wanted to take this time to thank everyone in the academy for the input they have had on my career so far. I have been at the club since I was 8, and the ongoing support the staff and fellow teammates have shown has been phenomenal.
Thank you @theposhacademy 💪⚽️ https://t.co/fDIzRIU8hh— Harrison Burrows (@BurrowsHarrison) January 11, 2019
プロ契約締結後の2019/20シーズンよりトップチームに帯同する機会が増え、2019年8月に行われたカラバオ・カップ1回戦のオックスフォード・ユナイテッド戦にて公式戦でのトップデビューを飾ると、EFLリーグ1(イングランド3部)でも出場するなど同シーズンは10試合に出場した。2020/21シーズンでは序盤こそ出場機会がなかったが、EFLトロフィーを中心にアピールに成功するとリーグ戦では第17節から21試合に出場するまでの立ち位置を確立しており、バートン・アルビオン戦での初ゴールを含めた1得点4アシストを記録している。
現在の2021/22シーズンはクラブの昇格に伴いチャンピオンシップ(イングランド2部)に舞台を移すと、第2節のダービー、第3節のカーディフを相手に2試合連続ゴールを奪取。初めての2部リーグながら2試合を除いた21試合(1275分)の出場で3得点2アシストを記録するなど、ピーターバラとしては苦戦を強いられているが彼自身にとっては有意義なシーズンとなっているところだ。
代表歴
イングランドの世代別代表でのプレー歴は持っていない。
移籍の噂
かつてはノッティンガム・フォレストやノリッジ・シティでのトライアルオファーを受けていた逸材であり、ピーターバラ・ユナイテッドとは2021年2月に新たな長期契約に署名している。現時点では具体的な移籍の噂も報じられていないが、EFLリーグ1に降格するならば動向にも注目が集まることだろう。
プレースタイル
左サイドハーフを中心としながらもセントラルやトップ下、サイドバックまで幅広くこなすことができるユーティリティプレーヤーとして位置づけられる選手。利き足である左足の技術が一級品であり、サイドハーフとしては正確無比のクロッサー、ゴールに近い位置ではストライカー顔負けのシュートセンスを持っているなど左足を中心としたスタイルは才能を感じさせている。ピーターバラ・ユナイテッドの公式プロフィールではより詳細なデータを確認することができるため参考にすると良いだろう。