名前 | ハビエル・セラーノ(Javier Serrano) |
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生年月日 | 2003年1月16日 |
国籍/出身 | スペイン(マドリード) |
身長 | 175cm |
ポジション | CMF/DMF |
所属 | アトレティコ・マドリード |
熱い闘志を持ったアトレティコを体現するカンテラーノ
プレー動画
経歴
『ハビ・セラーノ』の愛称で親しまれる彼は首都マドリードに生まれており、7歳となった2010年からアトレティコ・マドリードのカンテラ(下部組織)に所属している純粋な生え抜きだ。2003年世代の筆頭選手として昇格を繰り返すと、2019/20シーズンにはアトレティコ・マドリレーニョ・フベニルB(U19)に昇格。COVID-19によっての中断や延期、自身の怪我といった事象がありながらも、2020/21シーズンはディヴィシオン・オノール(U19リーグ)でレアル・マドリードと優勝争いを繰り広げながら、2021年3月にはセグンダ・ディビシオンB(スペイン3部)のラージョ・マハダオンダ戦にてアトレティコ・マドリードB(リザーブ)でのデビューを飾っている。
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ユースカテゴリに出場する一方で彼自身はセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)への昇格をかけたプレーオフに臨んでおり、その1次リーグとなる全8試合のうち6試合に出場するほどの戦力として数えられていた。2021/22シーズンはプレシーズンキャンプからトップチームに帯同しており、親善試合では既に出場するなど、公式戦でのトップデビューの可能性も感じさせている。
代表歴
2019年1月にスペインU16に招集された彼は、その2019年の間に16歳でスペインU17~U18でのデビューを飾っている。各種国際ユース大会には出場しているが、欧州選手権といった大舞台は開催の問題などで出場していないため、これから経験していくことだろう。
移籍の噂
アトレティコ・マドリードとは2026年6月末という長期の契約延長に合意しているが、以前から関心を示しているアーセナル(イングランド)、そして新たにパリ・サンジェルマン(フランス)が彼を獲得する意思を持っていると報じられており、指揮官のディエゴ・シメオネが彼を評価しない場合に引き抜きを図る方針だ。とはいえ、10年以上を過ごしているクラブへの愛情は随一であり、トップデビューを果たすまでは他クラブの話には耳を傾けないものだと思われる。
プレースタイル
ピボーテ(アンカー)の役割を持った選手であり、最大の特徴は熱い闘志で強度の高いプレーを持続し、ピッチの広い部分をカバ-リングする姿だろう。その様相はユースカテゴリでは異質のようにも感じさせ、1人だけ明らかにトップチーム並みの強度を持っている選手であることは、彼がファーストチームでプレーするに値することを証明している。ピボーテということもあり組み立ての部分では冷静な面を見せ、広い視野とパスレンジで軸となれるため、経験を重ねることでさらなる成長も見込むことができる。現役時代のディエゴ・シメオネを彷彿とさせる闘志は、いずれアトレティコのサッカーを体現する選手の一人となるだろう。