名前 | ナムディ・コリンズ(Nnamdi Collins) |
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生年月日 | 2004年1月10日 |
国籍/出身 | ドイツ(デュッセルドルフ) |
身長 | 191cm |
ポジション | CB |
所属 | ドルトムント |
※ンナムディ・コリンズとも表記されるだろう
ドルトムントが未来に誇る完成されたセンターバック
プレー動画
経歴
■2004-2020年(幼年期~ドルトムント)
ドイツの中心都市であるデュッセルドルフに生まれた彼は、ナイジェリアにルーツを持った青年であり、地元のフォルトゥナ・デュッセルドルフにてキャリアをスタートさせていた。12歳となった2016年より現在のボルシア・ドルトムントに引き抜かれており、同世代らの少年と比べても身長が高かったことから常にセンターバックとして牽引していたという。
2017/19シーズンの2年間をドルトムントU14~U15にて過ごしていた彼は、U15カテゴリにおけるシャルケとのレヴィアダービー(それも決勝戦)で相手エースのセミン・コイッチとのマッチアップの末に勝利を納め、指揮官であるマルコ・レーマンにしたり顔で勝利を喜んだとき、誰もが彼をU16でプレーする必要がないことを確信したという。
その言葉通り、2019/20シーズンよりドルトムントU17に昇格を果たすと、B-ユニオーレン・ブンデスリーガ(ドイツU17リーグ)では不動のセンターバックとして21試合に出場。シーズン途中でCOVID-19によって中止となるも、未消化試合を除く全試合に出場したことでクラブも彼を高く評価。3月にはユースカテゴリの活動が停止に陥ったため、当時の指揮官であるリュシアン・ファブレのもとでトップチームのトレーニングに参加し、2020年8月にはドルトムントとの契約延長+U19に昇格することが発表された。2020/21シーズンのA-ユニオーレン・ブンデスリーガ(ドイツU19リーグ)においても彼の堅守は光り、出場した4試合で3つの無失点に貢献するなど来シーズン以降でトップチームでも名前聞くようになるのが予想される。
代表歴
2019年5月からドイツの世代別代表に招集されており、ミヒャエル・プルスが率いるドイツU16ではゲームキャプテンを任されるなど信頼を得ている。また、ナイジェリアサッカー協会も彼を自国の代表として歓迎したいことから積極的なアプローチを図っているという。
移籍の噂
ドルトムントとは2023年6月末までの契約延長を交わしているが、チェルシーとマンチェスター・シティ、ユヴェントスが関心を示していると報じられている(チェルシーに関しては3年以上追い続けているそうだ)。しかし、12歳から所属しているクラブでのプロ契約とトップデビューが目標となるため、早期での退団には魅力的なオファーがない限りは考えづらいだろう。
プレースタイル
右利きの彼は191cmの申し分のないフィジカルに加え、30mを3.8秒で走ることのできるスプリントを持っているなどセンターバックに必要とされる能力を兼ね備えた選手として称されている。U15でのエピソードにもあるように彼は直接的な激しいデュエルを好んでおり、熱い闘志を試合で示しながらねじ伏せる姿を見せることも多い。最大の武器であるスピードのほか、非凡なテクニックとパスセンスで局面を変えることも可能であるため、この年代では既に完成された才能の一人として注目すべきだろう。