名前 | マヌエル・ウガルテ(Manuel Ugarte) |
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生年月日 | 2001年4月11日 |
国籍/出身 | ウルグアイ(モンテビデオ) |
身長 | 182cm |
ポジション | DMF |
所属 | CAフェニックス |
不死鳥の中盤に君臨するウルグアイの狩人
プレー動画
経歴
■2001-2020年(幼年期~CAフェニックス)
ウルグアイの首都であるモンテビデオに生まれた彼は、そんなモンテビデオから近いリゾート地として知られるラゴマルにて育っていた。自宅から近いシティパーク(シウダ・デ・ラ・コスタ)にてベビーサッカーを始めながら、当時は「9番」の選手として多くの大会で得点を量産していたという。12歳となり新たなクラブに所属するために適切な年齢を迎えた彼は、デフェンソール・スポルティングでの練習にも参加していたが、最終的には現在のCAフェニックスを選択している。
CAフェニックスで彼が才能を開花させるのにそれほど時間はかかっておらず、わずか15歳にしてメインチームのトレーニングに参加。2016年12月のダヌビオFC戦にてトップデビューを飾るなど、15歳の少年に寄せられる期待は大きなものであった。しかし、そこからの2年間(2017年~2018年)はベンチまたはスタンドからメインチームを眺める日々が続いており、出場試合数としても2シーズンでわずか1試合の出場に留まっている。
彼が再び脚光を浴びたのは2019年シーズンのことであり、レギュラーシーズンでは1試合を除く29試合のすべてに出場しながら、前期リーグではレオナルド・フェルナンデスのブレイクもあり2位の成績で終了(後期リーグはそのレオナルド・フェルナンデスが退団したことで一転して14位に沈んでいる)。2020年シーズンでは開幕戦からキャプテンマークを着用しているなど、来る海外移籍に向けて良いアピールを続けている。
代表歴
16歳の年齢で2018年4月からウルグアイU20に名を連ねており、2020年1月にはウルグアイU23として東京オリンピックの南米予選に出場している。そのオリンピック予選では3位で終えていることから無事に東京オリンピックが開催されるのであれば日本で彼の姿を目にするだろう。
移籍の噂
CAフェニックスとは2025年までの契約を残しており、違約金としては5000万ユーロが設定されているという。近年の傾向だとヨーロッパ以外にもメキシコ、ブラジル、アメリカといった選択肢も彼の前に現れていくことが予想されるため、2021年1月の市場には注目が集まる。
プレースタイル
圧倒的な危機察知能力でボールを奪い取る中盤の狩人であり、デビュー当時から成長した182cmの身長によりトップカテゴリでも当たり負けしない強さを得ることとなった。彼自身はプレースタイルを様々な要素を混ぜたミックスプレーヤーであると分析しており、フレンキー・デ・ヨングの役割も参考にしながらプレーの幅を広げることを目標としている。インタビューから察するにシャビ、イニエスタ、リケルメといったマエストロに憧れているようだ。