ソティリス・アレクサンドロプロス

選手紹介
名前ソティリス・アレクサンドロプロス(Sotiris Alexandropoulos)
生年月日2001年11月26日
国籍/出身ギリシャマルーシ)
身長183cm
ポジションDMF/CMF
所属パナシナイコス

長期離脱から完全復活を遂げたパナシナイコスの新星

プレー動画          

経歴             

■2001-2012年(幼年期~アトロミトス・ハランドリ)

ギリシャ・アテネから13km北東に位置するマルーシに生まれた彼は、元ギリシャ代表であるヴァシリス・ラキスが創設したアトロミトス・ハランドリというアカデミーでキャリアを始めており、ラキス自ら「2003年にアカデミーを創設してから、まさに彼が私の目標を達成する夢のような存在だった」と高い評価を与えているような逸材であった。

AEKアテネやパナシナイコスが参加していたトーナメントで注目を集めた彼は、アリス・キリアジスの提案によって2012年よりパナシナイコスの一員となっている。

■2012-2020年(パナシナイコス)

パナシナイコスで彼の才能を伸ばすことは簡単だったと後に語られているように、パナシナイコスU17ではキャプテンとしてチームを牽引しており、ギリシャの世代別代表にも頻繁に招集されるようなエリート的な存在であった。2017年11月に16歳の誕生日を迎えるとともにパナシナイコスとのプロ契約を締結すると、2017/18シーズンのいくつかの試合ではパナシナイコスU19での出場も果たしている。

2018/19シーズンに向け、2018年2月よりトップチームのトレーニングに帯同するようになり順風満帆な時間を過ごしていた彼に悲劇が襲う。2018年9月5日にパナシナイコスU17として臨んだオリンピアコスU17との決勝戦にて膝を骨折していたが、決勝ということもあり彼はベンチに退かずプレーを続けたことで、タイトルを失っただけではなく約9ヶ月の長期離脱を強いられるなど散々な結果であった。

ただ、パナシナイコスが彼に寄せる期待は変わっておらず、復帰直後に契約更新を交わすなど大きな信頼を持たれていた。2019年8月に復帰すると、ギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)第7節となるアトロミトスFC戦にてトップデビューを飾り、そこから試合感を取り戻すために時間を要したものも、2020年6月からの優勝プレーオフでは多くの出場機会を得ており、結果的にトップチームでは10試合に出場している。

代表歴            

ギリシャU16から世代別代表の常連選手として定着しており、ギリシャU17では2大会に渡ってU17欧州選手権予選に出場している。復帰後の2019年9月からはギリシャU19に招集された。

移籍の噂           

長期離脱期間もあったことで他クラブから見つかってはおらず、パナシナイコスとは2022年6月末までの契約を残しているため現時点での退団は考えづらい。

プレースタイル        

中盤の位置を本職としており、ゲームメイク力と推進力、ボール奪取力が評価されているボランチだ。状況判断力に優れているため得意とするインターセプトからカウンターの起点になるなど攻守における安定したパフォーマンスが魅力的な逸材となっている。

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