名前 | ジェームズ・バラギジ(James Balagizi) |
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生年月日 | 2003年9月20日 |
国籍/出身 | イングランド(DRコンゴ) |
身長 | 189cm |
ポジション | AMF/CMF/SS/SMF |
所属 | リヴァプール |
リヴァプールで約束された逸材に数えられる次世代の希望
プレー動画
経歴
■2003-2020年(幼年期~リヴァプール)
中部アフリカに位置するコンゴ民主共和国(DRコンゴ)で生まれており、父親のサッカー好きが講じて幼い頃からボールに触れていたという。イギリスには6歳から移住しており、初等学校での評判からマンチェスター・シティの下部組織に入団しているが、2015年に彼のより明確なキャリアプランを提示したリヴァプールが両親を含めて説得したことで所属先を切り替えている。
リヴァプールU16での活躍が評価された彼は、2019/2020シーズンよりリヴァプールU18に昇格。U18の主将であるフィデル・オルークが離脱していたU18プレミアリーグ(イングランドU18リーグ)開幕節のブラックバーンU18戦では、レイトン・スチュワートの相方として2得点をいきなり記録した。新型コロナウイルス感染症の影響によりユースカテゴリは中止となったが、中止期間までにU18カテゴリでは10試合に出場し4得点/1アシストの成績で終えている。
代表歴
2019年1月からイングランド代表としてのキャリアを始めており、現在はイングランドU17でのプレーとなっている。
移籍の噂
リヴァプールとはプロ契約を締結していないが、17歳の誕生日を迎える2020年9月には当然のように契約を交わす見通しだろう。マンチェスター・シティから乗り換えてまでリヴァプールでの将来を描いているため移籍は考えづらい。
プレースタイル
トレント・アレクサンダー・アーノルド、カーティス・ジョーンズなど近年のリヴァプール・アカデミーで輩出される選手の質が評価されているなかで、彼もまた次なる希望の1人として数えられている存在だ。基本的にはトップ下の攻撃的なミッドフィールダーを中心にプレーしているが、サイドハーフやボランチの位置でプレーメーカーとしての役回り、リヴァプールU18でセカンドストライカーとして起用されるなど多方面での適性を持った選手となっている。
高い技術力と推定180cm代後半の物理的な強さの両面を備えており、ボールに触れているのを好むためしばし攻撃がスローになることも見られるが持ち前の創造性で翻弄するなど自由なプレースタイルだといえる。個の強さがプレーを通じて明らかであるため、リヴァプールの育成力でどのようなスタイルに着地するのかは楽しみな話題の一つだ。