名前 | アルノー・ランドリアナンテイナ(Arnaud Randrianantenaina) |
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生年月日 | 2001年1月3日 |
国籍/出身 | マダガスカル(アンタナナリボ) |
身長 | 178cm |
ポジション | CF |
所属 | CNaPSスポーツ |
19歳にしてエースナンバーを与えられたマダガスカルの希望
プレー動画
なし
経歴
■2001-2020年(幼年期~CNaPSスポーツ)
アフリカの孤島マダガスカルの首都であるアンタナナリボに生まれた彼は、わずか19歳にしてマダガスカルの希望として注目を集めている存在だ。ヤヤ(Yaya)の愛称で親しまれ、Ajesaiaにてプレーしていたところを2018年よりCNaPSスポーツへと引き抜かれた経歴を持っている。CNaPSスポーツは2013年~2018年までに国内6連覇を果たしている屈指の強豪であり、そんな国内でも恵まれた環境にてシニアキャリアを歩んでいる。
代表歴
バレア(瘤牛)の愛称で親しまれるマダガスカル代表のエースナンバー「9」を19歳にして背負っている。マダガスカルU20では1試合平均1.10ゴールのハイペースで得点を量産しており、11試合で12得点を奪う活躍を残した。際立っている才能は全国民からの期待を集め、アフリカサッカー界におけるマダガスカルのポジションを確立するために絶対的なピースであることは間違いない。
移籍の噂
既にヨーロッパのクラブからも関心を集められており、2019年冬にはフランスのグルノーブル・フット38にて15日間のトレーニングに参加していた。本人とグルノーブルも移籍に前向きな姿勢で、AjesaiaとCNaPSスポーツとしても彼のステップアップには利害関係を無視して交渉に歩んでいたという。しかし、AjesaiaとCNaPSスポーツが彼によってもたらされる利益で揉めてしまったことで、交渉は破断となってしまった。彼は酷く失望し、ヨーロッパに行く機会が奪われたことから現時点でこの件については口を閉ざしている。2020年夏には何としてもヨーロッパ進出を果たしてほしいところだ。
プレースタイル
178cmと上背はないが、高い身体能力とゴールへの嗅覚を備えたストライカーであり、直接フリーキックでの得点を奪える一面を持っている。その得点力が目立つ彼だが、ラストパスの質も高いため得点以外での貢献度も大きい。マダガスカルはサッカー界における発展途上国となっているが、彼を中心に勢力を増していくのではないか。