名前 | テイラー・ハーウッド=ベリス(Taylor Harwood-Bellis) |
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生年月日 | 2002年1月30日 |
国籍/出身 | イングランド(ストックポート) |
身長 | 188cm |
ポジション | CB |
所属 | マンチェスター・シティ |
次世代のキャプテン候補となるシティ生え抜きの逸材
プレー動画
経歴
■ 2002-2019年(幼年期~マンチェスター・シティ)
イングランドはグレーター・マンチェスターにあるタウンのストックポートに生まれ、同郷のフィル・フォーデンと同じくストックポート・メトロ・JFLを経た後にマンチェスター・シティの下部組織に在籍している生え抜きの選手だ。双子の妹であるレベッカ・ハーウッド=ベリスもバスケットボールプレーヤーとして活躍するスポーツマンであり、幼年期はそんな妹や従兄弟のダニーと一緒にエディハド・スタジアムのファミリースタンドに通うなど幼い頃からマンチェスター・シティと共に育ってきたという。愛するマンチェスター・シティの下部組織では2018/2019年シーズンよりU-18に昇格するまでに成長を遂げており、同シーズンではプレミアリーグ2を戦うU-23(リザーブチーム)でもプレーするなど1年間での成長速度は凄まじく、様々なコンペティションでチームの守備を担う存在となっていた。
トップチームが2019/2020年シーズンに向けた中国でのサマーキャンプに臨むリストに名を連ねるも悲劇が彼を襲う。最愛の祖父であるデーヴ氏がこの世を去ったのだ。中国に飛ぶ前の出来事であったため、トップチームでの機会との一致は彼を悩ませていた。祖父の葬儀に参列することでトップチームでのキャンプに帯同できないのではと心配していた彼は、それらをジョゼップ・グアルディオラに伝えたところ、グアルディオラは「葬儀に参列しても、君がツアーに行くことに影響しない」と返答したため、遅れはしたがそのままサマーキャンプに帯同することを許され難を逃れている。このサマーキャンプでグアルディオラに感銘を与えた彼は、そのままトップチームでトレーニングを行うことを認められ、2019年9月24日のカラバオカップ3回戦 プレストン・ノースエンドFCを相手にトップチームでのプロデビューを果たすなど、わずか17歳ではあるが将来性に大きな期待を受けている。
代表歴
イングランドの各世代別代表のプレー歴があり、イングランドU-17としてはU-17欧州選手権にキャプテンとして臨むも、グループラウンドでオランダU-17に敗れたことで敗退を喫した。U-17ワールドカップへの出場権を逃したことで、2019年9月には17歳ながらギリシャU-19戦にてイングランドU-19でのデビューも飾っている。
移籍の噂
クラブの生え抜き選手であるため、移籍は考えづらいものがある。現在はアイメリク・ラポルテの負傷によりトップチームでのチャンスも現実味を帯びているが、通常は厚い選手層に埋もれる可能性も高く、近い世代にエリック・ガルシアも控えているため期限付き以外での退団の可能性としては少なからずあるだろう。マンチェスター・シティとは2019年夏に最初のプロ契約を締結しており、2021年6月末までの契約を残している。
プレースタイル
17歳ではあるが、生まれつきのリーダーシップでチームを牽引することのできるキャプテンシーを持っている。足下のスキルにも長けており、フィジカル的にも既に188cmを有しているため大人を相手にも引けを取らない。ただ、彼としてはチームメイトのダビド・シルバやラヒーム・スターリングのように小さいながらも重心が低い選手を相手には苦戦しており、大人のフィジカルを相手にする意味ではまだまだ改善が必要だろう。