名前 | アルノール・シグルズソン(Arnór Sigurðsson) |
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生年月日 | 1999年5月17日 |
国籍/出身 | アイスランド(アクラネース) |
身長 | 177cm |
ポジション | LWG/AMF |
所属 | CSKAモスクワ |
※アルノール・シグルドソンとも表記される
底知れぬ才能を持っているアイスランドの新星
プレー動画
経歴
1999-2018年(幼年期~IFKノーショーピング)
アイスランド西岸に位置する町 “アクラネース” で生れた彼は、地元のIAアクラネースの下部組織で育っている。2015年10月3日のウルヴァルステイルト(アイスランド1部リーグ)第22節 IBヴェストマンナエイヤ戦にてわずか16歳でデビューを飾ると、続く2016年シーズンでは7試合に出場を果たした。そんなアイスランド国内でも有数の逸材として数えられていた彼は、2017年3月にスウェーデンのIFKノーショーピングへと移籍。U21アルスヴェンスカン(スウェーデンU21リーグ)での出場となりながらもアルスヴェンスカン(スウェーデン1部リーグ)では8試合に出場し、チームはマルメFF、AIKソルナに次ぐ3位の成績でリーグ戦を終えている。続く2018年シーズンは、開幕からアシストを記録するなどチームの中心的な存在へと成長し、シーズン途中となる2018年8月31日の移籍市場最終日にロシアのCSKAモスクワへ移籍することが発表された。移籍金は約400万ユーロとなり、IFKノーショーピングの歴史において最も高額な移籍となっている。
2018-2019年(CSKAモスクワ)
移籍から間もない2018年9月19日に行なわれたUEFAチャンピオンズリーグ ヴィクトリア・プルゼニ戦で移籍後初出場を飾り、アイスランド人の最年少出場記録として歴史に名を刻むこととなった。4日後のロシア・プレミアリーグ第8節のスパルタク・モスクワ戦にも出場し、リーグデビューも飾るなど移籍直後から充実したシーズンを過ごしている。そんな彼が圧巻パフォーマンスを見せたのは、グループリーグ最終節のレアル・マドリードとの試合で見せた1得点1アシストの活躍であり、グループリーグ敗退が決定したもののレアル・マドリードに2連勝というクラブの記録に貢献した。
代表歴
アイスランドU17~U21の各世代別代表でのプレー歴を持ち、2018年11月にはUEFAネーションズリーグのベルギー代表戦でフル代表デビューも飾っている。これからのアイスランド代表を牽引していく存在になることは確実だ。
移籍の噂
2018年夏にCSKAモスクワに加入したばかりの彼は、 5年契約となる2023年6月末までの契約期間を有している。金額次第ではビッグクラブへの移籍を容認する可能性もあるだろう。
プレースタイル
最大の持ち味であるスピードを武器に相手守備陣を翻弄する。スピードに乗った彼のドリブルを止めるのは至難の業だ。前述のレアル・マドリード戦だけなく、リーグ戦のゼニト・サンクトペテルブルク戦でも勝利に貢献するなど大舞台での強さも特徴的だ。CSKAモスクワでは攻撃的なミッドフィルダーとしてニコラ・ヴラシッチと共に2列目での起用が主であり、ローマ戦ではフェドル・チャロフの2トップを組んでセカンドストライカーとしての役割を務めるなど新たな才能の片鱗を見せている。