名前 | ムスタファ・カプ(Mustafa Kapi) |
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生年月日 | 2002年8月8日 |
国籍/出身 | トルコ(デニズリ) |
身長 | 175cm |
ポジション | CMF/AMF |
所属 | ガラタサライ |
※ムスタファ・カピとも表記されている
非公式ながら14歳でトップデビューを飾った神童
プレー動画
経歴
2002-2018年(幼年期~ガラタサライ)
トルコの西部の都市 “デニズリ” で生まれた彼は、地元で最も有名なクラブであるデニズリスポルに2013年から在籍をしている。デニズリスポルでは約1年間の在籍期間ながらイスタンブールの名門クラブであるガラタサライにスカウティングされ、12歳の若さで約360kmも離れたクラブに加入をした。既に当時のガラタサライを率いていたヤン・オルデ・リーケリンク監督から関心を持たれており、トップチームのトレーニングに参加する機会も与えられてるなど期待されていた。そんな中、2016年10月8日に行われたレフスキ・ソフィア(ブルガリア)との親善試合でに、後半44分からシナン・グミュスに代わって非公式ながらデビューを果たし、多くのメディアが14歳でデビューを飾った彼を報じ大きな話題を生んだ。
2018-2019年(ガラタサライ)
そんな14歳でのデビューから時は流れ、ガラタサライU17の『10番』として昨年からの2年間で39試合35得点を彼は記録していた。次第にトップチームでの出場が期待される中、2018年12月に行なわれた国内カップ戦でデビューをする予定であったが、試合が拮抗していたため見送られている。しかし、2018年12月23日のスュペル・リグ第17節 シヴァススポル戦で後半ロスタイムからソフィアン・フェグリに代わり念願の公式デビューを飾った。ガラタサライによると彼の出場はスュペル・リグでの最年少出場記録として伝えられている。
代表歴
13歳でトルコU15でプレーをするなど飛び級で招集をされており、14歳ではトルコU-16が参加したエーゲ杯に出場し準優勝に貢献した。今後もトルコを牽引していく存在となるだろう。
移籍の噂
既にガラタサライとは2020年6月末までの契約期間となるプロ契約を締結しており移籍には応じない姿勢を見せている。まだ16歳であるため彼自信もガラタサライのトップチームに定着することが目標なはずだ。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2020-21 | LOSCリール | 30万ユーロ |
プレースタイル
トルコメディアは彼を非常に特別な才能がある選手と評価しており、16歳の若さながら完成度が高いと紹介した。卓越したボールコントロール、ドリブルセンス、高いサッカーIQを持っており、主に8番と10番のポジションである中盤を得意としている。公式デビューを飾る際には、ファティ・テリム監督に対し「あなたを失望させないので僕を起用してください」と直談判するなど自信家だ。「トルコのポグバ」とも称される彼を今すぐに評価するのはナンセンスだが、今後も注目すべき存在であることは間違いないだろう。