名前 | レオナルド・バレルディ(Leonardo Balerdi) |
---|---|
生年月日 | 1999年1月26日 |
国籍/出身 | アルゼンチン(ビジャ・メルセデス) |
身長 | 191cm |
ポジション | CB |
所属 | ボカ・ジュニアーズ → ドルトムント |
ボカ・ジュニアーズが誇るアルゼンチン屈指の大器
プレー動画
経歴
■ 1999-2017年(幼年期~ボカ・ジュニアーズⅡ)
アルゼンチンのサン・ルイス州にある都市 “ビジャ・メルセデス” に生まれ、地元のスポルティボ・プエイレドンでキャリアをスタートさせた彼の最初のポジションは守備的な中盤の選手だった。14歳の頃に地元で開催されたボカ・ジュニアーズの入団テストを受け合格したが、彼の姉がコルドバにある学校への進学を希望していたことから家族はサン・ルイス州を離れることは難しく、彼は若くして単身でボカ・ジュニアーズに入団し、孤独な挑戦を味わっている。特別な日を除き、地元には帰らなかったと語る彼はセネイセス(Xeneizes:ボカ・ジュニアーズの愛称)で5番のポジションとしての道を歩み始めた。ユース世代では数々のタイトル獲得に貢献しており、2017年の始めからはボカ・ジュニアーズⅡ(リザーブチーム)でもプレーするようになった。
■ 2018-2019年(ボカ・ジュニアーズ)
2018年8月27日のプリメーラ・ディビシオン(アルゼンチン)第3節 CAウラカン戦でデビュー戦ながらフル出場を果たし、スコアレスドローながら無失点に抑える活躍を残している。また4日後のコパ・リベルタドーレス クラブ・リベルタ(パラグアイ)戦では、2017年の年間最優秀選手に輝いたダリオ・ベネデットが負傷していたこともあり、彼の代わりに背番号「9」を着用し 一際目を引く存在となっていた。彼が出場した試合の平均失点数は「0.4」とかなり低く、チームの守備に安定感をもたらす存在へと成長した。
代表歴
アルゼンチンU20では、2018年で35周年を迎えたアルクディア国際ユース大会の優勝を経験した。
移籍の噂
スペインのFCバルセロナは彼をデビュー前から評価しており、400万ユーロのオファーを断られた際には、1000万ユーロの再オファーを提示するなど積極的な動きが報じられている。当時はトップデビュー前ではあるため拒否をしているが、今の心境は分からない。その間にユヴェントスやドルトムントもオファーを提示しており、中でもドルトムントは一度1000万ドルでのオファーを断られているが、1800万ドルを再提示しており一転して獲得に大きく近づいている。ボカ・ジュニアーズとの契約は2021年6月末までだが、彼のバイアウト条項は1200万ドルとなっているため、本人が望むのであればいつでも退団出来るまでに環境は整った。2019年1月での移籍はもはや既定路線だ。追記(2018年1月):2018年1月14日、ボルシア・ドルトムントに移籍することが正式発表され、移籍金は1500万ユーロと報じられた。当初は2019年夏からの加入予定であったものの、1月での加入となっている。
プレースタイル
191cmの恵まれたフィジカルで相手の攻撃をシャットアウトするだけではなく、非常に優れたテクニックも有している。またインテリジェンスと、ビルドアップ能力に秀でており、かつてボカ・ジュニアーズでプレーをしていたファン・フォルリン(現:レアル・オビエド)とも比較されている。欧州進出により南米屈指のセンターバックとしての成長を遂げるはずだ。