名前 | アルダ・アクブルト(Arda Akbulut) |
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生年月日 | 2001年1月1日 |
国籍/出身 | トルコ( トラブゾン) |
身長 | 195cm |
ポジション | GK |
所属 | トラブゾンスポル |
トラブゾンスポル産の新たなエリートゴールキーパー
プレー動画
経歴
■ 2001-2018年(幼年期~トラブゾンスポル)
トルコは黒海沿岸の都市であるトラブゾンに生まれた彼は、2013年より地元のトラブゾンスポルの下部組織に入団しており、多くの時間を過ごしていた。そんな彼は2017-18シーズンに向けたサマーキャンプに16歳ながら帯同をしており、U16リーグでプレーしていた選手とは思えない印象を残したという。サマーキャンプでのパフォーマンスが認められた彼は、2017年9月15日にトラブゾンスポルとの最初のプロ契約を締結しており、2017-18シーズンの後半戦からは彼がベンチに控える機会も増えていた。
■ 2018-2019年(トラブゾンスポル)
2018-19シーズンに入り、トップチームでのトレーニングも板についていた彼は、2018年12月19日のテュルキエ・クパス(トルコカップ)5回戦 Sivas Belediyeとの2ndレグにて念願のトップデビュー。18分間の出場ではあったが無失点に抑える活躍を残している。そんな彼にとって2019年2月は忘れられない時期となっており、U21スュペル・リグ(トルコU21リーグ)とテュルキエ・クパスにおいて出場を果たすと、2019年2月10日のスュペル・リグ(トルコ1部)第21節 ガラタサライとの大一番でスターティングメンバーに抜擢されたのだ。
この大抜擢の背景にはトラブゾンスポルの主将を務めていたオヌル・クヴラクのシーズン途中での契約解除+引退表明、その後正GKに昇格したウールジャン・チャクルの負傷離脱によるものであり、彼のチャンスが巡ってきた経緯となっている。そんな中で、ガラタサライとの大一番に臨んだ彼だが、結果として3失点を計上し敗戦を経験、続くアランヤスポル戦でも引き続き起用されているがここでも2失点での敗戦と苦い思い出となっている。その後はウールジャン・チャクルの復帰によってベンチに控えるようになるも、彼としては非常に有意義な経験となっただろう。
代表歴
常にトルコの世代別代表に招集歴のあるエリートであり、現在はトルコU18でのプレーとなっている。
移籍の噂
トラブゾンスポルとは2020年6月末までの契約期間となっているが、幾つかのトルコ国内クラブが獲得に関心を示していると伝えられている。2019年6月にはTFF1.リグ(トルコ2部)に位置するイスタンブールスポルからのオファーが届いたとも報じられた。出場機会を求め、期限付き移籍での修行も一つの道だろう。
プレースタイル
エドウィン・ファン・デル・サールを崇拝する彼もまた195cmと恵まれた体格を持っており、長い手足を駆使した広い守備範囲が魅力的だと言えるだろう。リーグデビューとなったガラタサライ戦では3失点を計上するも、時折ポテンシャルを感じさせるようなセービングを見せているため彼の真骨頂はこれからだ。