名前 | ジュリアン・フォンモース(Julian Vonmoos) |
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生年月日 | 2001年4月1日 |
国籍/出身 | スイス( ミュンスターリンゲン) |
身長 | 179cm |
ポジション | CF |
所属 | FCバーゼル |
※ジュリアン・ファン・モースとも表記される
鮮烈なデビューを飾ったバーゼルの新星フォワード
プレー動画
経歴
■ 2001-2018年(幼年期~グラスホッパー)
スイス北部の地方自治体であるミュンスターリンゲンに生まれた彼は、ローマンスホルンにあるFCローマンスホルンにてサッカーを始めている。11歳でFCローマンスホルンを離れると、Sportschule Bürglenと呼ばれるスポーツ学校に通いながらザンクト・ガレンのアカデミープロジェクトの一員としてプレー。Future Champs Eastern Switzerland(FCO)と呼ばれるザンクト・ガレンのプロジェクトには4年間在籍しており、中学校の卒業を期に「もう少し挑戦したかった」とグラスホッパーのユースに移っていた。そのグラスホッパーでは16歳でスイスのU18エリートリーグに出場しており、2017-18シーズンには17試合で13得点を記録したことによって注目を集める存在あへと成長を遂げている。
■ 2018-2019年(FCバーゼル)
2018年7月、様々なクラブからのオファーを受けていた彼は、スイスで屈指の強豪クラブであるFCバーゼルに移籍することが発表。130万ユーロの金額はデビュー前の選手としては破格の金額であり大きな話題を生んでいる。17歳での決断に、彼は迷うことはなかったとFCバーゼルでプレーできることに心からの感謝の意を示した。FCバーゼルに加入後は、U21に所属しスイス・プロモーション・リーグ(スイス3部)で実戦経験を積み、U21としては20試合に出場し2得点を記録。シニアでも活躍できることを証明した彼は、スイス・スーパーリーグ(スイス1部)最終節のヌーシャテル・ザマックス戦にて後半29分にノア・オクファーに代わってトップデビューを飾っている。また、同試合では後半45分にダメ押しの4点目となる初ゴールを記録し、2018-19シーズンを締めくくる結果となった。
代表歴
2015年からスイスU15でプレーをするなど、常にスイスの各世代別代表に選ばれ続けているエリートであり、スイスU17ではキャプテンマークを着用。チームを牽引する存在となった現在は2018年10月から招集を受けているスイスU19でのプレーだ。
移籍の噂
FCバーゼルに移籍から1年程度と日が浅いため、直近での移籍は考えづらいだろう。バーゼルとの契約期間は2021年6月末までとなっているが、2019-20シーズンでのブレイクによってはさらなるビッグクラブからの関心を集めるはずだ。
プレースタイル
英国紙ガーディアンによってNext Generationの60人に名を連ねた彼は、優れたスピード・敏捷性・切れ味、そして非常に優秀な考え方と最高のストライカーになるために必要なものがすべて揃っていると評価されている。バーゼルのスポーツディレクターであるMarco Strellerは「ジュリアンは信じられないような才能の持ち主で、アルコールやパーティーには関心がなくただフットボールのみに集店を当てている」と評価した。彼のアイドルはウェイン・ルーニーであり、またマンチェスター・ユナイテッドについてはお気に入りのクラブの一つとされている。