名前 | ズラタン・セホヴィッチ(Zlatan Sehovic) |
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生年月日 | 2000年8月8日 |
国籍/出身 | セルビア(ベオグラード) |
身長 | 180cm |
ポジション | LSB |
所属 | パルチザン → マッカビ・ネタニヤ |
負傷を乗り越え定着を狙うパルチザンの新鋭サイドバック
プレー動画
経歴
■ 2000-2018年(幼年期~FKテレオプティク)
旧ユーゴスラビア連邦共和国の首都ベオグラードに生まれた彼は、地元の公園などで5歳の頃からサッカーに触れており、9歳で国内屈指の名門クラブであるパルチザン・ベオグラードの下部組織に加入した。パルチザンのすべてのカテゴリで順調に育まれた彼は、ユース時代の指導者であったレリヤ・レルジッチやマルコ・レルジッチに深く感謝をしており、彼らと一緒に成し遂げたタイトルはかけがえのないものだと語る。ユースでも有数の逸材に数えられた彼は、トップチームへの昇格も噂されるも、多くの選手が経てきた道であるFKテレオプティク(パルチザンとの提携パートナシップにあるクラブ)に2017-18シーズンはローンで移籍することが発表された。
後半戦からの加入となった彼は、2018年3月28日のプルヴァリーガ(セルビア2部)第18節 FKメタラツ・ゴルニ・ミラノヴァツ戦にてシニアデビューを飾り、第22節のFKノヴィ・パザル戦では得点も記録するなど、期限付きで加入したFKテレオプティクでは2部リーグながら11試合に出場し2得点を記録している。
■ 2018-2019年(パルチザン・ベオグラード)
FKテレオプティクでの武者修行を経た彼は、2018年7月にパルチザン・ベオグラードとのプロ契約を締結。その数日後に行なわれたヨーロッパリーグ予選ファーストラウンドのFKルダル・プリェヴリャ(モンテネグロ)戦にて先発フル出場でトップデビューを飾ると、同試合ではセイドゥバ・スマーへのアシストを記録し勝利に貢献した。
同年7月22日にはリーグ開幕節のFKラドニク・スルドゥリツァ戦にてリーグデビューも飾るなど、勢いに乗っていたが悲劇が襲う。7月末に筋肉系の負傷により約1ヶ月間の離脱となると、一時は復帰していたが9月に右膝靭帯損傷を負い再び離脱することとなった。復帰までに約4ヶ月を費やした彼は、現在は徐々にコンディションを整えつつレギュラーへの定着を目指している。
代表歴
セルビアU17から国を代表して戦っており、負傷による離脱の期間はありながらも復帰後はセルビアU19に招集を受けている。そんなセルビアU19ではU-19欧州選手権の予選でチームを牽引中だ。
移籍の噂
パルチザン・ベオグラードとの契約期間はプロ契約時に締結した2021年6月末までとなっている。具体的に引き抜きの噂は報じられておらず、彼自身もパルチザンでチャンピオンズリーグに出場することを目指しているため、移籍の可能性は低いだろう。
プレースタイル
好きなサッカー選手としてマルセロの名前を挙げており、自由なプレースタイルを彼も貫きたいと語る。 暇さえあれば読書かサッカーの試合を見るほどの研究家だ。マルセロと同じポジションである左サイドバックを本職とし、高い位置でのポジショニングから正確なクロスなどで多く得点機会を演出する。フィジカル面も180cmと強靭なものを持っているため、対人戦の強さにも定評がある。