名前 | ヴィンチェンツォ・ミッリコ(Vincenzo Millico) |
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生年月日 | 2000年8月12日 |
国籍/出身 | イタリア(トリノ) |
身長 | 174cm |
ポジション | SS/WG |
所属 | トリノ |
プリマヴェーラで驚異的な得点率を誇るトリノのストライカー
プレー動画
経歴
■ 2000-2017年(幼年期~トリノU17)
イタリア北部の洗練された建築物と魅力的な料理で有名なトリノで生まれた彼は、4歳となる頃にはサッカーの大ファンであったが、クラブへの入会は6歳でなければならないことが分かっていたので、その間は水泳を習っていたという。晴れて6歳になった彼は、地元の”Atletico Mirafiori”に加入し、サッカーを始めるとそこで数年間の時を過ごしている。ある時、ユヴェントスからのオファーが届き、イタリア国内でも屈指の強さを誇る名門の一員となった彼だが、2011年にユヴェントスを離れ、同じくトリノに本拠地を構えるトリノFCのユースセクターへ移籍。この事については、後に将来に繋がるための選択だったとして振り返っている。15-16シーズンからトリノのU17に昇格すると、U17では約2年間で47試合に出場し21得点の活躍を残している。
■ 2017-2019年(トリノ・プリマヴェーラ)
17-18シーズンの途中からトリノ・プリマヴェーラ(U19)でも出場機会を得た彼は、 18-19シーズンではU17時代を上回る活躍を残すシーズンとなっている。プリマヴェーラ1(イタリアU19リーグ)では開幕戦からの5試合連続得点を含む、17試合で24得点6アシストの驚異的な得点力を見せ、プリマヴェーラ1の得点王に君臨。この得点数は実力差のある1試合での大量得点ではなく、5試合連続得点を3度も繰り返すというほぼ全てのチームを相手に奪った得点となっているため、調子の波が激しいわけではない。2019年からはトリノFCのトップチームにも帯同し、既にセリエAの数試合でベンチ入りを果たしているためトップデビューも近いだろう。
代表歴
イタリアU16、U17を経た現在はイタリアU19の一員だ。
移籍の噂
プロ契約を締結しているトリノFCとの契約期間は2023年6月末までとなっている。 彼の母である”Loprete”氏へのインタビューでは、まずはセリエAで定期的に出場する必要があると語っており、移籍先については明言を避けている。また、トッティの引退試合では1つのクラブのシンボルとなっている事に対して涙を流し、彼自身もそのような存在になりたい気持ちもあるだろうと語るなど、1つのクラブに対しての忠誠心も生まれてくるはずだ。
プレースタイル
純粋にサッカーが好きであり、特定の選手とチームは応援しておらず、そのため自身のモデルとして何人かの選手はいるだろうが、その誰かは不明だと母は語る。イタリア国内では多くの人からロレンツォ・インシーニェと比較されており、トリノではイアゴ・ファルケの位置での活躍が期待されている。身長は174cmと上背はないが得点力は並外れたものを持っているなど、まさにイタリア的な選手だ。