名前 | ウナイ・シモン(Unai Simón) |
---|---|
生年月日 | 1997年6月11日 |
国籍/出身 | スペイン(ビトリア=ガステイス) |
身長 | 190cm |
ポジション | GK |
所属 | アトレティック・クルブ |
ケパに続く逸材、アトレティックの新たな守護神
プレー動画
経歴
バスク州アラバ県のビトリア=ガステイスに生まれ、地元のCDアウレラ・ビトリアにてプレーをしていた。2011年からアトレティック・クルブの下部組織(レサマ)に加入をしている。
2014-2015年シーズンより、テルセーラ・ディビシオン(スペイン4部リーグ)を戦う CDバスコニア(アスレティックのCチーム)に加入。当時17~18歳の彼は出場機会を得られておらず、そこから2シーズンはリーグ戦で出場することはなかった。
2016-2017年シーズンからはセグンダ・ディビシオンB(スペイン3部リーグ)のビルバオ・アトレティック(アトレティックのBチーム)に昇格を果たすと、第1節のUDソクエリャモスとの試合でプロデビューを飾った。リーグ戦では29試合に出場し、13試合で無失点に抑える活躍を残し評価を高めた。シーズンを通しても出場をした試合での失点数は「23」と1試合平均失点数は「0.79」となっている。
2017-2018年シーズンも昨シーズンに引き続き、ビルバオ・アトレティックでのプレーとなった彼は更に驚異的な活躍を残すこととなる。出場試合数はレギュラーシーズンで29試合と変わりは無いが、クリーンシートの試合数は「15」に増え、総失点数も「18」となり1試合平均失点数においても「0.62」と昨シーズンを上回る成績で終えている。
2018-2019年シーズン、7月27日にセグンダ・ディビシオン(スペイン2部リーグ)のエルチェCFにレンタル移籍が決まっていた彼だったが、ケパ・アリサバラガがチェルシーに移籍したことや、イアゴ・エレリンの負傷によりわずか20日後に再びアトレティックに引き戻されトップチームに昇格をすることなった。こうした中、2018年8月20日のラ・リーガ 第1節 CDレガネスとの試合でトップチームデビューを飾ると、勝利に貢献。第4節のレアル・マドリード、第7節のFCバルセロナとの試合では圧倒的な攻撃陣を有する相手に対してそれぞれ1失点のみに抑えるなど、今シーズンのブレイクが期待されている選手である。
代表歴
スペインU-16、U-18、U-19に招集された経歴を持ち、現在はUEFA欧州選手権U-19を戦うスペインU-21代表でプレーをしている。
移籍の噂
2018年7月に新たにアトレティックと交わした契約期間は2023年6月末までとなっており、バイアウト条項も高額に設定されていることは明確だ。ケパの退団により彼は今後のアトレティックにおいて守護神として君臨するものと思われ、移籍には応じないだろう。
プレースタイル
セービングに定評があり、190cmの長い手足で多くのシュートを止めることを得意としている。トップチームでのデビューイヤーながら落ち着き払ったプレーはもはやベテランの雰囲気を醸し出している。 スペインのGKの特徴として挙げられる技術力の高さも特徴的だ。