名前 | ソフィアン・アラクシュ(Sofiane Alakouch) |
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生年月日 | 1998年7月29日 |
国籍/出身 | フランス / モロッコ(ニーム) |
身長 | 175cm |
ポジション | RB |
所属 | ニーム・オリンピック |
ニームに染め上げられたクラブ一筋の逸材
プレー動画
経歴
■1998-2018年(幼年期~ニーム)
その名前に表れているようにモロッコにルーツを持つ彼は、フランス南部のニームで生まれた青年だ。7歳からJS Chemin Bas D’Avignonでプレーし、2006年から地元のプロサッカークラブ “ニーム・オリンピック” に加入するとプロキャリアに至るまでニーム一筋で育ってきた生粋の生え抜きであり、ニームに対する思い入れは人一倍強いものを持っている。そんなニームで順調にユースカテゴリを経た彼は、当時リーグドゥ(フランス2部リーグ)に在籍していたニームにおいて、2016年4月15日のトゥールFC戦で17歳ながらトップデビューを飾ると、翌16-17シーズンは右サイドバックのファーストチョイスになりリーグ戦では20試合に出場した。彼のデビューから徐々にリーグドゥでも好成績で終えるようになったクラブは、17-18シーズンにはついに優勝を争えるような順位で推移しており、結果的に2位で自動昇格を決めたチームにおいて彼はリーグ戦で30試合に出場するなど昇格に大きな貢献をしている。
■2018-2019年(ニーム)
約16年ぶりのリーグアンに戻ってきたクラブとともに、彼も初めてのトップリーグでの挑戦となった。 開幕戦のアンジェSCO戦で3-4の乱打戦を制してリーグアンデビューを飾ると、延期となった第17節のFCナントとの試合では左足を振り抜いてプロ初ゴールを記録するなど充実したシーズンを過ごしている。
代表歴
2017年2月にイタリアU19との試合でフランスU19のキャップを飾り世代別代表としてのキャリアを歩んでいる。 モロッコにルーツを持っている彼は、2017年8月にワールドカップ予選のマリ代表との試合でモロッコのフル代表に招集をされているが、デビューには至っていない。そこからはモロッコ代表との接点はなく、2018年5月にはフランスU21に招集されるなど将来的には生まれ故郷のフランスを選択する可能性が高い。
移籍の噂
ニームとの契約は2021年6月末までとなっている。彼に対しては国外のクラブからの関心は伝えられていないが、フランス国内ではスタッド・レンヌが獲得に動くのではと報じられた。ニームで10年以上を過ごしてきた彼が今後どのような選択をするのかに注目すべきだろう。
プレースタイル
比較的アグレッシブな右サイドバックであり、攻守に渡って献身的な動きを見せている。2部リーグ時代も含めると既に公式戦70試合に出場しており、一定の経験と状況判断力には心配は不要だろう。 より大きなクラブに身を置くことでさらなる成長に期待が持てるかもしれない選手だ。