サンドロ・トナリ

選手紹介
名前サンドロ・トナリ(Sandro Tonali)
生年月日2000年5月8日
国籍/出身イタリアローディ)
身長173cm
ポジションCMF
所属ブレシア 

※サンドロ・トナーリとも表記される

ピルロの正統後継者として期待されるレジスタ

プレー動画             

経歴             

■ 2000-2017年(幼年期~ブレシア)

イタリアのロンバルディア州に位置する都市 “ローディ” で生まれた彼は、そのローディの南東部の街 “ピアチェンツァ” のサッカースクールでキャリアをスタートさせた。8歳の頃の彼を約2ヶ月間指導していたという元コーチは、他の子供たちが自分の利き足だけを使ってプレーしていたが、彼は既に両方の足を使ってプレーをしていたと語り、短い指導期間ながらその才能を疑わなかったという。そして2012年から現在のブレシア・カルチョの下部組織に加入すると、3年後には15歳ながらU17でプレーするなど順調に才能を伸ばしてきた。

■ 2017-2019年(ブレシア)

17-18シーズンに入ると、いきなりセリエB(イタリア2部リーグ)開幕戦のUSアヴェッリーノ戦で17歳ながらプロデビューを飾った彼は、ブレシア・プリマヴェーラ(U19)でもプレーをする傍らで、トップチームでは19試合に出場し、第38節のUSサレルニターナ戦ではプロ初ゴールも記録している。18-19シーズンは4-3-2-1の “ワン・ナイト・タクティクス” と呼ばれるフォーメーションのアンカーとして不動のポジションを築き上げており、セリエAの昇格に向けてチームの要となっている。

代表歴            

2018年2月よりイタリアU19に招集されており、2018年U19欧州選手権ではポルトガルU19に次ぐチームの準優勝に貢献。2018年11月には積極的な若手の登用を行うロベルト・マンチーニが率いるイタリアのフル代表に初招集を受けた。デビューには至っていないが、セリエBの選手ながら高い評価を受けていることを証明している。

移籍の噂           

この逸材にはイタリア国内に留まらず、各国の強豪クラブからの関心も多く伝えられている。彼が頻繁に比較されるアンドレア・ピルロはブレシアでのプレー後にインテルへ移籍しているが彼はどのような道を歩むかに注目が集まる。ブレシアでは、彼の前にピルロの後継者として期待がされていたロレンツォ・タッシがいたが、彼はインテルに移籍後の現在は伸び悩んでいる現状にあるため、焦らずブレシアで経験を積むことが重要だとも唱えたい。ブレシアは現在セリエBで昇格圏に位置しているだけに来季はブレシアとともにセリエAでの挑戦することも選択肢としては有益なはずだ。

シーズン移籍先移籍金
2020-21ACミランon loan

プレースタイル        

多くのメディアが騒ぎ立てているように、アンドレア・ピルロの正統後継者として期待されている。ピルロとの共通点としてブレシアでのプロキャリアをスタートさせたことや、創造的で卓越したレジスタ(プレーメーカー)であること、若くして精神的に落ち着いてること、そして風貌・風格が挙げられるだろう。ただ彼自身はピルロよりもジェンナーロ・ガットゥーゾがアイドルだと語っている。

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