ルーニー・バルドグジ

名前 ルーニー・バルドグジ(Roony Bardghji)
生年月日 2005年11月15日
国籍/出身 スウェーデン シリアクウェート)
身長 170cm(※推定)
ポジション WG/CF
所属 FCコペンハーゲン

※ルーニー・バルドハイとも表記されるだろう

中東クウェートに生まれたシリアルーツの偉大なる才能

プレー動画          

経歴             

■2005-2020年(幼年期~マルメFF)

ハーフィズ・アル=アサド大統領の独裁政権が続いていたシリア・アラブ共和国。彼の両親は共にシリア人であるが、現在もニュースを通じて分かるように内政が安定しない母国を去り、クウェートを拠点として働いていたという。そのため、彼の出生地はクウェートであり、6歳までは立憲君主制の国家にて生活している。父サミールはシリア最大のクラブでユースタイトルを獲得するような選手であったが、家族を助けるために早くして現役を退いた過去を持っていたことで、彼がサッカーに触れるのは当然のように父と毎日サッカーをしていたようだ。それでも2011年頃から戦争が長く続くことを察して、家族はシリアに戻ることは困難と新たな土地での生活を考えていた。

そこで以前から旅行で訪れることのあったスウェーデンに2012年より母ローラと弟ラヤンの3人(父は5年後)で移住すると、そこで最初のクラブとなるカリンゲSKに加入。8歳までの2年間を過ごした後、ローデビーAIFでもプレーするようになっていた彼は、9歳~10歳の時点で2~3歳上のカテゴリでプレーするほどの才能を見せていた。過去に父親も飛び級でプレーしていた語るように、親子揃っての早熟性を持っていたという。当時から負けず嫌いな性格が顕著であり、負けたときは本気で腹を立てるなど、年齢とは関係なしに常に真剣にサッカーに取り組むような少年であった。

13歳となった彼はズラタン・イブラヒモヴィッチを輩出したことでも知られる名門マルメFFに加入すると、13歳の時点でマルメFFのU17カテゴリでプレー。結果的にU16チャンピオンシップでの優勝と、U17チャンピオンシップでの準優勝を経験した彼は、COVID-19の影響で中止となる前にはU19カテゴリに出場する特別待遇を与えられていた。

 
 
 
 
 
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■2020-2021年(FCコペンハーゲン)

マルメFFでの短いプレー期間を経て、2020年7月にはオーレスン橋によって結ばれている隣国デンマークのFCコペンハーゲンに移籍することが決定。マルメから約30分をかけてコペンハーゲンに通う生活が始まっているが、最初に登録されたコペンハーゲンU17では14歳ながら10試合15得点(トップスコアラー)と絶対的な才能を証明しており、すぐさまコペンハーゲンU19にカテゴリを移されている。15歳の誕生日となった2020年11月にはコペンハーゲンとのユース契約を締結し、U19ボーイズリーグ(デンマークU19リーグ)では11試合に出場し3得点3アシストを記録した。リーグの規定により16歳になるまではトップデビューが許されていないが、16歳に達し次第でクラブはデビューをさせることを当然のように考えているという。

 
 
 
 
 
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代表歴            

COVID-19の影響でユースカテゴリは停止していることもあり、世代別代表としてのキャリアはスタートさせていない。6歳から住んでいるスウェーデンの市民権は得ているものだと報じられているため、シリアやクウェートといった国ではなくスウェーデンを選択することだろう。

移籍の噂           

FCコペンハーゲンとユース契約を結んだばかりにもかかわらず、FCバルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、アヤックスの3クラブは彼への継続的な情報収集を行っていると報じられている。バルセロナは2020年にラ・マシアでのトレーニングセッションに招待していたが、COVID-19の影響で実現はしなかった。しかし、彼自身がバルセロナへの憧れは語っているため優位に立っているクラブであることは間違いないだろう。

また、デンマークの国内紙では、仮に移籍が実現した場合には1000万ユーロの金額が動く可能性があることも報じているため、相応の移籍金を必要としている。コペンハーゲンとしては16歳となった際にトップデビューをさせることで、彼の市場価値を証明したい(上げたい)意図を持っているため慎重な姿勢だ。

プレースタイル        

右ウィングを主戦場とするサイドアタッカーであり、起用に応じて最前線を任されることもあるが、そこではボールの受け手としてアシストをすることを好んでいるという。しかし、彼自身が語るように右ウィングが最も自分が表現したいプレーを行えることを語っており、彼がボールを持ったときの期待は試合を観ている全ての人物が感じるほどの存在を放っている。左利きである彼は横にスライドしながらのドリブルを好みシュートのタイミングを図るほか、深い切り返しでの縦突破、スペースを与えたならば加速力のあるドリブルで一気に切り裂くなど1vs1で止めるのは至難の業だ。また、ドリブルだけでなくそこからのフィニッシュが非常に優れており、左右両方の足でのシュートも精確に決めきることができる。