名前 | ロベルト・ナバーロ(Robert Navarro) |
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生年月日 | 2002年4月12日 |
国籍/出身 | スペイン(バルセロナ) |
身長 | 178cm |
ポジション | AMF |
所属 | ASモナコ |
モナコで最年少デビューを飾ったラ・マシア出身の超新星
プレー動画
経歴
2002-2018年(幼年期~FCバルセロナ カデテA)
CEルスピタレートで活躍した元プロサッカー選手 “ロベルト・ナバーロ・フアレス” を父に持つ彼は、スペインのカタルーニャ州 “バルセロナ” で生まれている。親友と共にFCバルセロナのスクールであるFCBエスコラでサッカーを始めると、スクールでは約3ヶ月間を過ごしていた。バルセロナと正式に契約することを視野に入れていたが、父の仕事上の都合でパンプローナへの引っ越しが決まったことで契約には至らず、代わりにパンプローナをホームタウンとするCAオサスナの育成組織に入団をすることになる。オサスナに移っても、その才能は枯れることなく3年後にはバルセロナ、レアル・マドリードとアスレティックからの関心を集め、結果的に自身のルーツであるFCバルセロナに戻ることを決断し、アレビンAとしてラ・マシア(バルセロナの育成組織)に加わった。しかし、両親はパンプローナに仕事で残っていたため、彼は祖父母の家で過ごすなど11歳の少年にとっては過酷なものであったと回想する。ラ・マシアでは彼がブラジル人のようなプレーをすることから、チームメイトは彼を “ロベルティーニョ(Robertinho)”とも呼んでおり、この愛称はしばしクラブの公式チャンネルでも使用されているためロベルティーニョと呼んでも良いだろう。ラ・マシアにおいても優秀な逸材として称賛を受けていた彼は、近年多く見られる引き抜きの対象になることは避けられず、当初はマンチェスター・シティやアーセナルなどのイングランド方面からの強い関心があると伝えられていたが、フランスのASモナコが16歳の誕生日を迎えた彼を2018年夏にフリーで獲得したことを発表した。
2018-2019年(ASモナコ U19)
バルセロナのカデテAからASモナコのU19に加わった彼は、2019年1月6日のクープ・ドゥ・フランス(フランス国内カップ)1回戦、若手中心で臨んだCanet Roussillon FC戦で後半30分からアントニオ・バレッカに代わってトップデビューを飾っている。この試合で彼は16歳と8ヶ月でのデビューとなったことにより、エムバペやペッレグリの記録を塗り替える歴代最年少出場記録を樹立した。
代表歴
スペインU16のキャップを持っている。
移籍の噂
ASモナコに加入したばかりのため移籍は考えられないだろう。
プレースタイル
攻撃的な中盤の位置を好む彼は所謂 “10番” タイプの選手だ。 卓越したボールコントロール、広い視野からのチャンスメイク、献身的な守備の意識などを評価する声が大きい。ニックネームの由来にあるようにブラジル風のスタイルが特徴的だ。若くしてラ・マシアを去った16歳の逸材がフランスでどのような成長を遂げるかに注目が集まるだろう。