ラウル・モロ

選手紹介
名前ラウル・モロ(Raúl Moro)
生年月日2002年12月5日
国籍/出身スペインアブレラ)
身長169cm
ポジションWG
所属SSラツィオ

※ラウール・モロとも表記される

哲学の違いによりイタリアに渡ったラツィオの新星

プレー動画          

経歴             

■2002-2015年(幼年期~イグアラダ)

スペイン・カタルーニャ州バルセロナ県の町であるアブレラにて彼は生まれ、4歳の頃からボールを蹴り始めていた。その後、友人らとAEアブレラにてクラブキャリアを始めると、プレベンハミン(U7~U8)での2年間のパフォーマンスが評価され、バルセロナ県を代表する二大クラブのFCバルセロナとRCDエスパニョールからスカウトが送られるような存在として注目を集めていたという。

両クラブからのアプローチを受けていたもの、彼自身としてはもっと周囲の子どもたちと遊びたかった気持ちが強かったため、そのどちらでもないイグアラダに加入。イグアラダでは6年間を過ごしており、途中から上のカテゴリでのプレーとなりながらも最終シーズンには後半戦だけで28得点を記録するといった離れ業を見せていた。そして、2015年より3つ目のクラブとなるジムナスティック・マンレサに親しい友人と共に契約を交わしている。

■2015-2019年(G.マンレサ~FCバルセロナ)

ジムナスティック・マンレサで2年目のシーズン、既に新たなチームにも適応しながら充実した日々を過ごしていた彼に、かつて接触を図っていたRCDエスパニョールからの問い合わせがあったという。初期キャリアではプロキャリアを意識していなかった彼だが、年齢的にもキャリアプランを考える時期に差し掛かっていたため、14歳でエスパニョールに移籍。彼にとってよりレベルの高い環境でのプレーが始まっている。

そんなエスパニョールでは1シーズンのみの在籍となり、わずか1年後には最大のライバルであるFCバルセロナの下部組織(ラ・マシア)に移籍。2018年夏に近年では類を見ない両クラブから最大8人の相互移籍が発生した選手の一人であった。バルセロナではフベニールB(U18)に登録され、得点という形で結果を残すも最大の問題が生じていた。バルセロナの哲学との乖離である。

■2019-2020年(SSラツィオ)

ボールを循環させながらピッチを支配するティキ・タカの精神を伝統的なスタイルとしていたバルセロナだったが、彼は本能で1vs1のシチュエーションから立ち上げるという個性を持っていたためクラブ内では異質な存在となっていたという。そんな彼の才能は認めつつも、クラブのスタイルには適応しないと判断したため、2019年夏の市場最終日にてSSラツィオに移籍することが発表された。約600万ユーロの移籍金であったが、相互にとって都合の良いWin-winな取引として遺恨を残さない退団となっている。

ラツィオのプリマヴェーラ(U19)への登録が決まっていたが、最初はFIFAが移籍を承認するまでイタリアには渡れずに待機を強いられていた。そのためチームへの合流は遅れていたが、2019年11月にASローマ・プリマヴェーラ戦にてU19カテゴリでのデビューを飾ると、そこからのリーグ戦ではCOVID-19の影響により中断される前までの全試合に出場を果たしている。

COVID-19からの再開が発表されると、プリマヴェーラはシーズン中断となっていたことで彼はシモーネ・インザーギが率いるメインチームでのトレーニングに参加していた。そして2020年7月のセリエA(イタリア1部)第34節の首位ユヴェントス戦にてデビューを飾り、後半ロスタイムも含めると5分足らずの出場時間ではあったがトップカテゴリのピッチに立てたことは彼に大きな自信を与えている。

2020/21シーズンもまたプリマヴェーラからのスタートとなっているが、カップ戦を含めた8試合で8得点と印象的な活躍を残しており、セリエAの数試合で招集メンバーに名を連ねることもあるなど、来るチャンスに向けてアピール中だ。

シーズン所属成績
-2011AEアブレラ(U8)
2011/2017イグアラダ(U14)
2017/2018RCDエスパニョール(U16)
2018/2019FCバルセロナ(U18)
2019-SSラツィオ(U19)8試合/8得点

※2020年11月23日現在

代表歴            

2019年1月からスペインU17でプレーしており、2019年2~3月に行われたアルガルベ・トーナメントとU17欧州選手権予選に出場。ただ、以降のU17欧州選手権とU17ワールドカップでは招集外となっている。現在はスペインU18でプレー中だ。

移籍の噂           

SSラツィオとは2022年6月末までの契約を残している。

プレースタイル        

右利きのドリブラーである彼は、レフトウィングを定位置とするも逆サイドや1.5列目での適性も持っているアタッカーだ。バルセロナの哲学に反していると判断されたように、1vs1の状況で魅力を発揮する彼は、重心の低い緻密なボールコントロールとボール保持時のトップスピードは相手にとって大きな脅威となることができる。イタリアではスペインとは異なる強度の高い環境になったと語るように、物理的な強さ改善しているところだ。

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