パブロ・トーレ

名前パブロ・トーレ(Pablo Torre)
生年月日2003年4月3日
国籍/出身スペインソト・デ・ラ・マリナ)
身長173cm
ポジションAMF
所属ラシン・サンタンデール

カナレス以来の才能が誕生したラシンの新たな宝石

プレー動画          

経歴             

■2003-2021年(幼年期~ラシン)

スペイン・カンタブリア州のソト・デ・ラ・マリナに生まれた彼は、ビスケー湾を身近に感じながら伸び伸びと育っていた。父はラシン・サンタンデールの下部組織からプロデビューを飾った元選手のエステバン・トーレであり、父がキャリアを始めたクラブでもあるCDマリーナ・スポルトにて彼もまた最初のキャリアを歩み始めていた。

そして2015年よりラシン・サンタンデールのカンテラ(下部組織)に参加すると、最初はインファンティルB(U13)でのプレーとなっていた。その後、カデテを経て2018/19シーズンをフベニルB(U17)にて過ごすと、同シーズンは27試合で11得点を記録し、翌シーズンからのフベニルA(U19)への昇格を決定づけている。フベニルAでも彼の勢いは衰えず、2019/20シーズンはCOVID-19の影響で中断となるまでの25試合中24試合に出場しており、昨年を上回る14得点を16歳ながら記録していた。

17歳の誕生日を迎えた2020年4月にラシンとのプロ契約にサインすると、2020/21シーズンはハビ・ロサダ(後に解任)が率いるトップチームに昇格することが決定。セグンダ・ディビシオンB(スペイン3部)の開幕節となるクラブ・ポルトゥガレテ戦にてスタメン起用と共にトップデビューを飾ると、現在に至るまで十分な出場機会を与えられながら3得点2アシストを記録するなど多くの注目を集めている。


代表歴            

スペインU15での活動を経て、フベニルAに在籍していた2020年2月にポルトガルとの親善試合にてスペインU17でのデビューを飾っている。周囲の多くがラ・リーガに身を置くクラブの選手であるなか彼は異質の存在とも捉えられていた。

移籍の噂           

ラシンとはプロ契約時に締結した2025年6月末までの長期契約を残している。彼に対してはレアル・マドリード、FCバルセロナ、セビージャ、レアル・ソシエダといった国内の強豪クラブだけではなく、ドイツのRBライプツィヒも関心を持っているという。90年代後半から00年代にかけてスペイン1部に属していたラシンだが、近年は3部に沈んでいることもあり彼が望むのであれば次なるステージは用意されるだろう。現時点で最も獲得に力を注いでいるのはレアル・ソシエダだ。

プレースタイル        

小柄ながら多くのプレッシャーを受けるトップ下を主戦場としているが、両利きという特徴を中心とした圧巻のテクニックで屈強な大人を相手にも引けを取らない存在感を見せている。特に秀でているのはラストパスやサイドへの展開力といったパスセンスであり、小さな体から反転し相手を交わすと彼の本領を発揮できる場面へと繋がる。それでもフィジカルの弱さは顕著であり、スターティングメンバーには名を連ねるも90分のフルタイムを戦えないスタミナは改善していく必要はあるだろう。ラシンからは近年の最高傑作であるセルヒオ・カナレス以来の才能ということもあり、クラブ・サポーターの両面から多大な期待を持たれている。