名前 | ニコラス・ラスキン(Nicolas Raskin) |
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生年月日 | 2001年2月23日 |
国籍/出身 | ベルギー(リエージュ) |
身長 | 179cm |
ポジション | CMF |
所属 | スタンダール・リエージュ |
本当の意味でプロとなったかつての神童
プレー動画 VISTA | Nicolas Raskin a réalisé deux passes décisives délicieuses contre le @kbeerschotva hier. 🤗👏#BEESTA pic.twitter.com/l5xCdJqO6Y
— Eleven Sports (FR) (@ElevenSportsBEf) August 31, 2020
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経歴
■2001-2019年(幼年期~KAAヘント)
ベルギーの著名な工業都市であるリエージュに生まれた彼は、父のティエリー・ラスキン、祖父のギルバート・ゴバートが元プロサッカー選手であるなど三世代にわたるエリート家系にて育っている逸材だ。初期キャリアをRSワーヘミアンFC(現在は兄のマキシム・ラスキンが所属している)にて過ごし、数カ月後にはスタンダール・リエージュの下部組織に加入している。
スタンダール・リエージュには2015年までの約10年間在籍していたが、14歳でRSCアンデルレヒトに移籍し、2年後の16歳となった頃にはKAAヘントとの契約を交わすなど有望な才能は国内のビッグクラブからの注目の的であった。ヘントでは最初からプロ契約となっていたこともあり、2018年2月に行われたジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第26節のシント=トロイデン戦にて16歳でのプロデビューを早々にして飾っている。また、このデビューはベルギーリーグにおいて21世紀に生まれた最初の選手として記録された。
■2019-2020年(スタンダール・リエージュ)
ヘントでの出場機会はデビュー戦のみに留まっていたこともあり、2019年1月に多くの幼少期を過ごしていたスタンダール・リエージュに復帰している。復帰後の2019/20シーズンはリザーブチームで5試合、トップチームで4試合の出場であったが、彼が本来の評価を取り戻したのは2020/21シーズンであった。現在はCOVID-19に感染したことで離脱しているが、開幕からの全9試合に出場しており短期間で再び自信を取り戻している状況だ。
代表歴
世代別代表での彼はNo.6として多く試合に出場しており、各カテゴリで中心的な存在であった。また、ベルギーU16・U17では主将としてチーム牽引し、U17欧州選手権 2018ではベスト4入りに大きく貢献している。現在はベルギーU19でプレー中だ。
移籍の噂
スタンダール・リエージュとの契約期間は明らかとなっていないが、来季にかけて海外移籍も噂されることだろう。
プレースタイル
6番と8番のポジション(メインは6番)を得意とする中盤のプレーヤーであり、アタッキングサードでの積極的なチャレンジや狭いスペースを苦としない技術力の高さ、高い成功率を誇るパスセンス、そして豊富な運動量を武器としている。現在の彼には休息を推奨されるほど普段のトレーニングから献身的に働いており、こうしたプロ意識の変化によって再び評価を得るようになった。