ネストリー・イランクンダ

選手紹介
名前 ネストリー・イランクンダ(Nestory Irankunda)
生年月日 2006年2月9日
国籍/出身 オーストラリアブルンジキゴマ)
身長 170cm(※推定)
ポジション WG
所属 アデレード・ユナイテッド

※ネストル・イラクンダとも表記されるだろう

オーストラリアに彗星のごとく現れた特別な才能

プレー動画

経歴

■2006-2022年(幼年期~クロアチア・レイダース)

彼が現在所属しているアデレード・ユナイテッドの公式Webサイトによると、生まれた場所は東アフリカに位置するタンザニア共和国のキゴマであるとされている。ただ、彼自身のInstagramでは隣国のブルンジ共和国の国旗を使用していることもあり、このキゴマからも近いブルンジにルーツを持っていることが推察できるだろう。

オーストラリアに移住した時期などは不明であるが、FFA(オーストラリアサッカー連盟)が招集時に公開しているリスト上では、ジュニア時代の所属先としてオーストラリア南部のノーザン・ウルブズSCが記載されていることからも、比較的若い年齢からプレーしていることが明らかとなった。

そんな彼のキャリアに進展があったのは、アデレード・クロアチア・レイダースのU15チームに所属していた2020年のことであり、アイルトン・アンドリオーリとの出会いから始まっている。アンドリオーリがFFSA(オーストラリア南部のサッカー連盟)で働いていた際に、彼が出場する試合を観戦していたところ、その試合でボックスの外から素晴らしいゴールを決めた姿などから感銘を受け、彼が今よりも高いレベルでのトレーニングに適応できるのかを考えていたという。

その言葉通りにアンドリオーリが担当していたNTC(ナショナル・タレント・センター)プログラムでの2週間のトレーニングに招待され、そこで全く問題がないことを証明。同時期にアンドリオーリ氏がアデレード・ユナイテッドのユース・ヘッドコーチに就任した縁もあり、入団オファーを受け取った彼はアデレード・ユナイテッドの下部組織へと移籍している。

■2021-2022年(アデレード・ユナイテッド)

アデレード・ユナイテッドではユースでのプレーをそこそこに短期間でリザーブチームでプレーするまでに成長。リザーブではリーグとカップ戦をあわせて13試合7得点の印象的な数字を残しており、2021年9月にはクラブとの奨学金契約を交わしている。そして、トップチームの指揮官であるカール・ヴァートはアンドリオーリと共にFFSAで働いていたことから、若手選手の積極的な起用に理解のある人物としてイランクンダが話題に上るのも当然の流れであった。

2022年1月8日に開催されたAリーグ(オーストラリア1部)第9節のメルボルン・ビクトリー戦で15歳11ヶ月でのデビューを飾ると、デビュー3戦目となるニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツを相手には後半43分に直接フリーキックで値千金の同点弾にて初ゴールを記録。その後も試合終盤での途中出場ながら起用が続けられており、結果的にデビューイヤーを12試合3得点の成績で終えている。また、シーズン終了後にはFCバルセロナとの親善試合に向けたAリーグ・オールスターに選出されるなど、彼が短期間で残したインパクトは国内でも称賛されている。

代表歴

2022年4月に2006年生まれを対象としたオーストラリアU16の事前合宿に招集を受ける形で、彼の世代別代表でのキャリアがスタートしている。ブルネイとタンザニアの両国にもルーツがあることが推察できるが、基本的にはオーストラリア代表としてプレーしていくことが一般的な展望だ。

移籍の噂

アデレード・ユナイテッドとは奨学金契約の状態であるが、遠くない間にプロ契約が締結されることだろう。年齢的には18歳になるまで通常ルートでは国外移籍が認められていないため、ここからの2年間でどれだけオーストラリアでの結果を残せるかに注目が集まる。

プレースタイル

ウィングを主戦場とする小柄な彼は、高い身体能力を活かした典型的なスピードタイプのアタッカーだ。深い切り返しや裏のスペースへの単純なスピード勝負に持ち込むパターンを得意としており、16歳らしさのある物怖じしないチャレンジ精神はこれからの武器にもなるだろう。そんな彼において際立っているのはシュートセンスであり、ユースカテゴリでも評価されていた能力はトップチームでも発揮され、GKが反応できない際どいコースへの強烈なシュートは印象深いものがあるため得点力の本格的な開花も予感させている。

タイトルとURLをコピーしました