ミゲル・シルヴェイラ

選手紹介
名前ミゲル・シルヴェイラ(Miguel Silveira)
生年月日2003年3月26日
国籍/出身ブラジルヴィラ・ヴェーリャ)
身長174cm
ポジションAMF/WG
所属フルミネンセFC

※ミゲル・シウヴェイラとも表記される

フルミネンセに現れた最年少の宝石

プレー動画          

経歴             

■2003-2020年(幼年期~フルミネンセ)

ブラジルのエスピリトサント州に属するヴィラ・ヴェーリャに生まれており、同州のカリアシカを本拠地とするデスポルチーヴァ・フェロヴィアリアのアカデミーで際立っていたところを現在のフルミネンセFCによって評価され、10歳でシェレン(Xerém=フルミネンセのトレーニングセンター)に加わっている。既に当時から2003年世代のベストプレーヤーとして見なされており、カンピオナート・カリオカU14、ゴールドカップ、コパ・ライト、コパ・メトロポリターノU14、コパ・アミザデU15など様々なコンペティションで特出した活躍を残していたという。

フルミネンセでは上記のような活躍を残していた彼だが、2015年~2016年の2年間はトリコロールのユニフォームからCRヴァスコ・ダ・ガマに移籍しており、ヴァスコ・ダ・ガマの在籍時となる13歳の頃からナイキとのスポンサーシップ契約を交わしている。ただその後、2017年からフルミネンセU15の10番として再加入しており、フルミネンセU15~U17でのプレーを経て、2019年より当時フェルナンド・ジニスが率いていたトップチームに帯同するようになっていた。そして、2019年6月5日に行なわれたコパ・ド・ブラジル2019のクルゼイロ戦にてトップデビューを飾っており、同年7月のカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)第10節のセアラ戦ではリーグデビューも飾り、16歳の彼はフルミネンセがプロクラブとなって以降の史上最年少での出場記録を樹立している。2020年を迎えてもカンピオナート・カリオカなどで出場機会を与えられているため、16歳ながらフルミネンセの戦力として定着中だ。

代表歴            

ブラジルU15を経て、2019年のU17南米選手権に臨むブラジルU17に招集されるも、同ポジションにレイニエル・ジェズスやガブリエル・ヴェロン、タレス・マグノが君臨していたこともあり出場には至っていない。また、U17ワールドカップも招集外となっている。

移籍の噂           

ジョアン・ペドロ(現ワトフォード)やマルコス・パウロのようにフルミネンセU20を経ずにそのままトップチームに定着するという特別待遇を受けているためクラブの期待は相当なものだ。彼の代理人は父親のホセ・ロベルトが務めており、ヨーロッパからはパリ・サンジェルマンなどからの関心を持たれるも、2019年6月にフルミネンセとの最初のプロ契約を締結している。バイアウト条項は3500万ユーロとなる1億6600万レアルとなっているが、これからの成長を考えると安いと言えるだろう。また、既にポルトガルとイタリアのパスポートを保有していると報じられているため、ヨーロッパへの移籍もスムーズに進むはずだ。

プレースタイル        

細かなフェイントによるドリブルを武器に相手を翻弄するアタッカーだ。ユースでの記録にも表れているように得点力も申し分ないが、本職はウィングかトップ下でのプレーが適正と言えるだろう。また、プレースキッカーとしての一面を見せており、総合的に16歳とは思えない物怖じしないスタイルとメンタルの強さでブラジルに衝撃を与えている。

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