名前 | マイケル・オリース(Michael Olise) |
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生年月日 | 2001年12月12日 |
国籍/出身 | フランス |
身長 | 176cm |
ポジション | RWG/RMF/AMF |
所属 | レディングFC |
※マイケル・オリーズ、マイケル・オーリスとも表記される
自信に満ち溢れたレディングの次なるブレイク候補
プレー動画
経歴
■2001-2015年(幼年期~チェルシー)
彼の幼年期に関する記述が見られないため不透明なところが多いが、最も古い時期に所属していたクラブはマンチェスター・シティとされているため、フランス国籍だがイングランドで育ったきたのだろう。その後はチェルシーの下部組織に移り、2014年10月にはカタールのアスパイア・アカデミーが主催するトーナメントにて東京ヴェルディU14と対戦した記録が残されていた。そんなチェルシーでの在籍期間はそれほど長くなかったという。
■2015-2020年(レディングFC)
2015年から現在のレディングFCに加入しU15カテゴリからスタートを切ると、2018年1月には16歳でU18プレミアリーグ(イングランドU18リーグ)でのデビューを飾り、2017/18シーズンの6試合に出場した。2018年7月には12人のチームメイトと共に奨学金契約を締結すると、2018/19シーズンはレディングU18のみならず、2019年3月のチャンピオンシップ(イングランド2部)第37節のリーズ・ユナイテッド戦にてトップデビューを飾っている。また2019年5月にはレディングの年間最優秀アカデミープレーヤーに選出された。
2019/20シーズンの序盤戦はレディングU23での出場をメインとしていたが、年が明けた2020年からはスターティングメンバーとしてトップチームで出場する機会が増えており、結果的にトップチームでは22試合出場している。新たに迎えた2020/21シーズンは開幕3試合で1得点2アシストと上々な滑り出しを見せているため本格的なブレイクを予感させている。
代表歴
イングランドでの生活実態しか明らかとなっていない彼だが、フランス国籍となっているため世代別代表をフランスにてプレーしている。2019年5月にはトゥーロン国際大会(U23)の大会にフランスU18として参戦した。また、フランス以外にもイングランドとナイジェリア、アルジェリアを代表することもできるという。弟のリチャード・オリーズ(チェルシーユース)はイングランドの世代別代表でプレーしているそうだ。
移籍の噂
アーセナル、リーズ・ユナイテッド、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズは彼に対する関心を示しており、2020年夏の市場でも監視しているという。ただ、レディングとは2019年7月に締結した最初のプロ契約となる2022年6月末までの契約を残していることや、新たなシーズンでも定位置を掴んでいるためチャンピオンシップの舞台で経験を積むのが良さそうだ。
プレースタイル
ユース時代は中盤のマエストロとしてトップ下を主戦場としているが、現在はサイドハーフやウィンガーとして起用されることが多いことからも高いユーティリティ性を持っている。2019/20シーズンは90分あたりのフォワードへのパス数(11.33本)でリーグ3位に輝き、トップ3の中では最もフォワードへのパス成功率が高い(69.94%)など密集した地帯でも快適にプレーできるスキルを持っている選手だ。そのスキルがサイドハーフとしても生きており、特にドリブルスキルと推進力に関しては目を見張るものがある。また、プレースキッカーとしても一流だ。