名前 | マティアス・サラーチョ(Matías Zaracho) |
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生年月日 | 1998年3月10日 |
国籍/出身 | アルゼンチン(ワイルド) |
身長 | 171cm |
ポジション | AMF/WG/CMF |
所属 | ラシン・クラブ |
※フェデリコ・サラーチョ、マティアス・サラチョとも表記される
ラシン躍進の原動力となっている新たな逸材
プレー動画
経歴
1998-2019年(幼年期~ラシン・クラブ)
アルゼンチンのブエノスアイレス州にあるワイルドという街で、8人兄弟の7番目に生まれた彼は、地元にあるBarrio FuturoやEstrella del Surなどのベビーサッカークラブに通った後、8歳で現在のラシン・クラブの下部組織に加入をしている。ほとんどのカテゴリでキャプテンを務めるなどラシン・クラブと共に成長をしてきた彼は、2016年12月に行なわれたプリメーラ・ディビシオン 第14節 ウニオン・デ・サンタフェ戦で18歳の若さでデビューを飾っている。また、第29節のCAコロン戦では左サイドからのクロスにヘディングで合わせ初得点を記録し、その試合の勝利に大きく貢献した。続く17-18シーズンでは、様々なポジションでプレーをすることのできるユーティリティ性から多くの出場機会を得るようになり、リーグ戦では22試合に出場をしている。現在進行している18-19シーズンにおいても様々なポジションで起用されながらも、現在首位を走っているチームに貢献しており、徐々にではあるが評価をさらに高めていると言えるだろう。
代表歴
2017年に開催されたU-20南米選手権、U-20ワールドカップに臨むアルゼンチンU20に招集された彼は、チームとしては残念な結果に終わったが、U-20ワールドカップでのギニアU20戦で1得点を記録している。2018年11月、メキシコとの親善試合に臨むアルゼンチンA代表に初招集を受けた彼だが、右足の捻挫によって代表離脱をしているためデビューには至っていない。
移籍の噂
2017年12月にラシン・クラブとの契約を2022年6月末まで延長している彼だが、様々なクラブからの関心を集めている。過去にはポルトガルのスポルティングが1800万ユーロの評価額をつけていたが正式なオファーは提示しておらず、その後はスペインのアトレティコ・マドリードから熱視線を受けていることが明らかとなった。アトレティコ・マドリードはかつてラシン・クラブに在籍していたラウタロ・マルティネスの獲得の際に、インテルに先を越されてしまったことから彼の交渉時には同じ轍を踏まないことを望んでいるだろう。
プレースタイル
守備的な位置から攻撃的な位置まで多くのポジションをこなすことのできる彼は、非常に視野の広い選手だと伝えられている。センス溢れるドリブルからチャンスメイクすること得意としており、多くのポジションでプレーしていたことが自身のインスピレーションを生んでいると語るなど、確実にラシンの原動力になっていると言い切れる存在だ。ただ、彼自身はアシストよりもゴールを決めることが好きだと明言しているため得点への意欲が低いわけではない。