名前 | マティアス・ペレグリーニ(Matías Pellegrini) |
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生年月日 | 2000年3月11日 |
国籍/出身 | アルゼンチン(マグダレナ) |
身長 | 176cm |
ポジション | LWG |
所属 | エストゥディアンテス → インテル・マイアミ |
※マティアス・ペジェグリーニとも表記される
エストゥディアンテスの攻撃にアクセントを加える新鋭ウィンガー
プレー動画
経歴
■ 2000-2018年(幼年期~エストゥディアンテス)
アルゼンチン・ブエノスアイレス州の町マグダレナに生まれた彼は、地元のクラブであるセントロ・レクレアティボ・インテグラル・マグダレナ(通称:CRIMマグダレナ)でキャリアを始めており、そこで幾つかのシーズンを過ごした後、2012年2月より現在のエストゥディアンテス・デ・ラ・プラタに移った経歴を持っている。マグダレナとラ・プラタは隣町に近しい位置関係であったが、彼の自宅からは1時間半をかけて通わなければならない距離であり、約5年間は父ルイスの送迎によってトレーニングを積んでいたという。エストゥディアンテスの下部組織にて評価を高めた彼は、2018年7月25日のコパ・アルゼンチン(国内カップ)セントラル・コルドバ戦でトップデビューを飾り、その2週間後にはコパ・リベルタドーレスのグレミオ(ブラジル)戦に起用されるなど、リーグにおいて未デビューながら国際舞台での出場機会を得たことで話題となった。
■ 2018-2019年(エストゥディアンテス)
コパ・リベルタドーレスでのパフォーマンスが評価された彼は、2018-2019年シーズンの開幕節にあたるゴドイ・クルス戦にてプリメーラ・ディビシオン(アルゼンチン1部リーグ)デビューを飾ると、リーグデビュー2戦目となったボカ・ジュニアーズとの一戦ではチームの勝利を呼び込むゴールを記録し、プロキャリアでの初ゴールとなった。第4節のインデペンディエンテ戦では1得点1アシストの全ての得点に絡む活躍を残すなど、エストゥディアンテスに欠かすことの出来ないアタッカーとしての価値を高めつつあるが、ここ最近は負傷も続いているため身体作りが急務となっていることだろう。
代表歴
2016年11月にアルゼンチンU-17に招集を受け、2年後の2018年7月には18歳ながらアルゼンチンU-20に飛び級で選出されるサプライズとなった。U-20としてはアルゼンチンA代表のトレーニングパートナーを務めるなど、リオネル・メッシらとの交流もあり大きな刺激を受けたと語っている。
移籍の噂
具体的な噂は現時点(2019年5月)では報じられておらず、エストゥディアンテスでのプレーに集中することのできる環境だ。エストゥディアンテスとの契約期間は2020年6月末までとされており、移籍に対しての姿勢は明らかになっていない。
プレースタイル
2016年に長野県で開催されたJリーグインターナショナルユースカップでは、Jリーグ公式サイトによって大会の注目選手として紹介されており、その際には「左サイドで躍動する天性のドリブラー、吸い付くようなトラップも彼の見せ場だ」と評価されている。当時からドリブルが自分の武器だと語っているように、得意の左足から生まれるキレあるドリブルは大きな武器と言えるだろう。パスセンス・シュートセンスのいずれも非凡な才能を持っており、現段階でも優れたウィンガーとして評価できる逸材だ。不安な面としては、このスタイルのプレーヤーには共通した悩みである怪我の種が多いことだろう。