マチョイ・ジャロ

選手紹介
名前マチョイ・ジャロ(Matchoi Djaló)
生年月日2003年4月10日
国籍/出身ポルトガルギニアビサウ)
身長175cm
ポジションWG/AMF
所属パソス・デ・フェレイラ

※マッチョイ・ジャロとも表記される

最年少記録を樹立したカストリスのワンダーボーイ

プレー動画          

経歴             

■2003-2017年(幼年期~アカデミア・マボジャ)

彼はアフリカのギニアビサウ共和国にて誕生しており、元プロ選手の父であるボボ・ジャロによって幼い頃から英才教育を受けていた逸材だ。ギニアビサウではポルトガルとの強いコネクションを持っているアカデミア・マボジャによって才能を開花させると、2017年より現在のパソス・デ・フェレイラに加入すると共にポルトガルでの生活が始まっている。

■2017-2020年(パソス・デ・フェレイラ)

ポルトガルは父が長年過ごしていた国となり言葉の面でも心配がいらなかったことから、パソス・デ・フェレイラU15で6試合・3得点の名刺代わりとなる成績を残すと、2018/2019シーズンからは15歳ながらU17カテゴリに昇格することが決定。U17では23試合で14得点と格の違いを見せつけ、シーズン途中にはU19でのデビューも飾るなど順風満帆に過ごしている。

彼の勢いは2019/2020シーズンを迎えてもとどまるところを知らず、リーガNOS(ポルトガル1部)開幕節となる昨シーズンの王者ベンフィカを相手にトップデビューを飾ったことは大きな話題となり、16歳と122日でのデビューはリーガNOSの最年少出場記録となっている。第2節も同様に出場機会を得ていた彼であるが、その後の約11ヶ月はトップチームでの出場もカップ戦の1試合のみ留まっており再び彼の姿を見ることになったのは2020年7月のことであった。

2020年7月24日、第34節のジル・ヴィセンテ戦にて約11ヶ月ぶりの出場機会をスターティングメンバーという形で得た彼は、48分に期待に応えるような初ゴールを記録し、来季に勢いをもたらせるような活躍を残している。

代表歴            

父がポルトガルU21でのプレー歴を持っているように、彼もまたポルトガルを代表できる権利を持っている。2019年9月にポルトガルU17でのデビューも飾っているため、今後はポルトガル代表を選択していく見通しだろう。

移籍の噂           

ユヴェントスとエヴァートン、ニューカッスルなどが彼に関心を持っているとされており、将来的な補強リストに名を連ねているという。パソス・デ・フェレイラとは2022年6月末までの契約を残しており、出場機会の面を考えると残留が線が濃厚だ。

プレースタイル        

4歳の頃に初めて目にしたクリスティアーノ・ロナウドに惚れ込んでいる彼は、持ち前のスキルで僅かなスペースでも快適にプレーすることのできる強みを持ったウィンガーだ。ボールに関与することが好きな彼は、自陣の深い位置でボールを受けることも見られており、そうしたスタイルからトップ下ないしセカンドストライカーの位置でも起用されている。まだ17歳であるため、プレースタイルには多くの変化が見られることだろう。

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