名前 | マヌエル・ロカテッリ(Manuel Locatelli) |
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生年月日 | 1998年1月8日 |
国籍/出身 | イタリア(レッコ) |
身長 | 186cm |
ポジション | DMF |
所属 | USサッスオーロ |
ミランを去りサッスオーロで新たな道を歩む若きレジスタ
プレー動画
経歴
イタリアのロンバルディア州にあるレッコにて彼は生を受ける。2009年に11歳で加入をすることになるACミランでプレーする前は、同じくロンバルディア州のベルガモをホームタウンとするアタランタBCの下部組織に所属していた。その後ミランでは、2014-2015年シーズンよりプリマヴェーラ(U-19)に昇格をすると、2014年9月17日行なわれたコッパ・イタリア・プリマヴェーラの決勝トーナメント1回戦でモデナU-19を相手にデビュー戦ながら初得点を決めている。その時の年齢はわずか16歳だ。
2015-2016年シーズンに入ると、プリマヴェーラでプレーをする傍ら、トップチームの練習に帯同をすることも多く、2015年9月22日のセリエA第5節ウディネーゼ・カルチョとの試合にて初のベンチ入りを果たしている。その後もベンチ入りをする機会をあるものの、デビューには至っていなかった彼だったが、第34節のカルピFCとの試合にてわずか3分の出場ではあったがトップチームデビューを飾った。
2016-2017年シーズンからは正式にミランのトップチームへと昇格し、出場機会にも恵まれることとなった。第7節のサッスオーロとの試合でコーナーキックのこぼれ球を豪快に叩き込む初ゴールを記録すると、第9節のユヴェントスを相手にも豪快なシュートを挙げ決勝ゴールとなり、一躍その名が知れ渡った。同シーズンはこれらを含む28試合に出場し、2得点で終えている。
2017-2018年シーズンでは、ヨーロッパリーグこそ出場機会があったものの、ルーカス・ビリアの加入もあり出場機会が激減。前シーズンは11試合でフル出場を果たしていたが、このシーズンでは出場をした21試合でわずか4試合のみフル出場となるなど、途中出場が多く出場機会に恵まれなかった。こうした不満がありながら、彼は2018年8月13日にUSサッスオーロへの買い取り義務付きのレンタル移籍をすることになっている。2018-2019年シーズンはサッスオーロでレンタルという形であるが、シーズン終了後には約1000万ユーロを支払って加入することが決まっているため、結論としてはミランを離れる決断をしている。加入をしたサッスオーロでは第3節のジェノアとの試合で初アシストを記録するなど既にチームの中心的な存在として活躍をしており、今後さらなる進化が期待されるだろう。
代表歴
イタリアU-15を始め、U-16、U-17、U-19と各世代別代表の中心的な選手として招集を受けている。現在はU-21代表でプレーをしているが、アズーリの復活および世代交代への流れで彼が招集される日も近いはずだ。
移籍の噂
前述の通り、2019-2020年シーズンからサッスオーロに完全移籍をすることが決定しているため、移籍は考えづらい。そのサッスオーロに完全移籍をする際の契約期間は2023年夏までとなっている。
プレースタイル
若きレジスタとして脚光を浴びている彼は、優れたテクニックとボール奪取力を武器に、中盤からリズムを生み出す選手だ。186cmの恵まれたフィジカルも魅力的であり今後も大きな成長が期待できる。