ルカ・ロメロ

選手紹介
名前ルカ・ロメロ(Luka Romero)
生年月日2004年11月18日
国籍/出身アルゼンチン / スペインドゥランゴ)
身長165cm
ポジションAMF/WG
所属RCDマジョルカ

ラ・リーガの最年少デビューが期待されているマジョルカの神童

プレー動画          

経歴             

■2004-2015年(幼年期~サン・ジョルディ)

父親であるディエゴ・アドリアン・ロメロは様々な国でのプレー歴のあるプロサッカー選手であり、そんな父がアラクラネス・デ・ドゥランゴに所属した際に生まれているため、彼の生誕地はメキシコのドゥランゴとなっている。2~3歳の頃からスペインに引っ越した彼は、7歳からバレアレス諸島のイビサ島にあるPEサン・ジョルディにて双子の兄弟であるトビアス・ロメロと共にキャリアを歩み始めていた。2011年にはFCバルセロナの入団テストを受けており、スカウトからの高い評価を得たものの、バルセロナに住んでいないことが障壁となり入団に至らなかった過去も持っている。

■2015-2020年(マジョルカ)

2015年、10歳となった彼は同じくバレアレス諸島のマヨルカ島のクラブであるRCDマジョルカに入団。マジョルカでは8年という長期契約とクラブがロメロ家の家賃を支払い、彼に対しても毎月1,000ユーロ(約12万円)の給与を与えているなどクラブが積極的にサポートしてくれるVIP待遇であった。そして現在15歳である彼は、2020年6月16日のビジャレアルCF戦にて欧州5大リーグにおける最初の2004年生まれとしてベンチ入りを果たしており、ラ・リーガ(スペイン1部)でのデビューが水面下で騒がれるようになっている。現時点でのラ・リーガにおける最年少出場記録は1939年に15歳255日の若さでデビューしたセルタ・デ・ビーゴのサンソンであり、約80年ぶりに記録が塗り替えることになれば大いに騒がれることだろう。彼が記録を塗り替えることができるタイムリミットは2020年7月31日ということもあり、話題性などからデビューさせる可能性も高いのではないか。

代表歴            

メキシコ、スペイン、アルゼンチンの3ヶ国を代表する資格を持っている彼は、2018年からアルゼンチンU15でプレーしており、2019年のU-15南米選手権では6試合で2得点を記録し、チームを準優勝に導いた。メキシコも招集するための準備を行っていたが、アルゼンチンに先を越される形にて遅れを取っており、最も長い期間を過ごしているスペインには動きは見られていない。両親がアルゼンチン人であることから、かなりの確率でアルゼンチンを選択することは明白であり、2020年3月にはアルゼンチンU17に招集されるなどアルゼンチンへの愛を証明している。

移籍の噂           

年齢的な面もあり移籍に関しては関心はあるものの、具体的な動きは報じられておらず、まずは16歳でマジョルカとプロ契約を締結することが先だろう。また、バレアレス諸島で多くの時間を過ごしているだけに島を離れるのには準備に時間を要するはずだ。

プレースタイル        

165cmの小柄な左利きであることからリオネル・メッシに例えられている存在だ。メディアが行なうマーケティング戦略によるものであるが、若くしてスペインに越したアルゼンチン人といった共通点からも比較されることは無理もないだろう。小柄ながらガッシリとした体格とボディバランスを持ち、自身の体格と組み合わせたボールタッチは大きな武器となり、そう簡単にボールを手放すことのない強さを見せている。プレースキックも得意とするなど確かにメッシの類似性は大きく、アリエル・オルテガにも近しい存在だ。

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