名前 | ルーカス・ネクル(Lucas Necul) |
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生年月日 | 1999年8月21日 |
国籍/出身 | アルゼンチン(プエルト・マドリン) |
身長 | 174cm |
ポジション | AMF/WG |
所属 | アルセナルFC |
2部リーグで高い評価を得たアルセナル期待の新星
プレー動画
経歴
■ 1999-2018年(幼年期~アルセナルFC)
アルゼンチン南部・チュブト州のプエルト・マドリンに生まれた彼は、クラブ・コメルシオとクラブJJモレノを経て、13歳の頃より現在のアルセナルFCに加入した経緯を持っている。わずか13歳でプロサッカー選手を目指すべく、地元から離れたブエノスアイレス州に移ることは非常に大変であったが、他の3人のチームメイトも一緒にアルセナルFCに加入していたことで彼のホームシックも緩和されたと、父であるフリオ・ネクルは語っている。アルセナルFCの下部組織にて約4年間を過ごした彼は、2017-18シーズンのスーペルリーガ・アルヘンティーナ(アルゼンチン1部)第23節 CAベルグラーノ戦にてプロデビューを飾っており、同シーズンでは3試合に出場。しかし、チームはプリメーラBナシオナル(アルゼンチン2部)に降格を喫したことで次シーズンからは2部リーグでの挑戦となることが決定した。
■ 2018-2019年(アルセナルFC)
チームが2部リーグに降格したことは、彼にとって多くの出場機会を与えられるようになる良いキッカケであり、2018-19シーズンはチームの躍進に欠かすことのできない選手としての立ち位置を確立していた。プリメーラBナシオナル第12節のフェロカリル・オエステ戦では初ゴールを記録するなど、同シーズンでは21試合に出場し2部リーグ優勝に貢献。わずか1年で1部リーグに返り咲き、2019-20シーズンのおける本格的なブレイクも期待される存在へと名を轟かせるようになった。
代表歴
これまでアルゼンチンの世代別代表としての出場歴がなかった彼だが、2019年7月29日から同年8月10日に開催された4年に1度の総合競技大会であるパン・アメリカンに招集されると、アルゼンチンU23として決勝戦のホンジュラス戦でも得点を記録するなど19歳ながら大会の制覇に大きく貢献した。
移籍の噂
2部リーグでの活躍から、アルゼンチン国内からの関心を多く集めており、ボカ・ジュニアーズ、ラシン・クラブ、サン・ロレンソなどは獲得に積極的であったと伝えられている。そんなアルセナルFCとの契約期間は2020年6月末までとなっているが、移籍の可能性が低いというわけではないだけに要注目すべきだろう。
プレースタイル
中盤を本職とするパスセンスに秀でたプレーメーカーであり、大きな武器である左足から多くのチャンスを演出する選手だ。また、力強いドリブルによりサイドの位置でも起用されるなどアルセナルFCの攻撃を担う存在だ。1部リーグの舞台でさらなる進化を遂げることも予想されるため、改めて市場価値を高めることだろう。