リントン・マイナ

選手紹介
名前リントン・マイナ(Linton Maina)
生年月日1999年6月23日
国籍/出身ドイツベルリン)
身長173cm
ポジションRMF 
所属ハノーファー96 

チームの降格により去就に注目が集まるハノーファーの超新星

プレー動画          

経歴             

■ 1999-2014年(幼年期~SV Empor)

1999年夏のベルリン、ケニア人の父親とドイツ人の母親の間にて彼は誕生した。2003年7月より4歳で地元のSV Pfefferwerk Berlinでサッカーを始めると、そこでは約7年間を過ごし基礎を培っている。両親が離婚したことにより母親に女手一つで(母もSV Pfefferwerkで働いていた)姉と共に育てられているが、難しい少年時代ではなかったと語り、そんな母への感謝はプロになった今でも変わらず給料は母親のために使っているほどだ。7年間親しんだクラブを離れ、彼が次に所属したクラブは同じくベルリンにある SV Empor Berilin。同クラブでも約3年間を過ごしていた彼は、いつしか国内の名門からの関心を集める存在として注目を集めるようになっており、RBライプツィヒとの交渉も行なわれていたと語る。しかし、クリストフ・ダブロウスキー(当時は強化部)の誘いもあってハノーファー96の道を歩むことを決断すると、生まれ育ったベルリンを離れている。

■ 2014-2018年(SV Empor~ハノーファー)

15歳でベルリンを離れていたことに対しては、移籍1年目はあまりにもホームシックで毎週末ベルリンに帰っていたので、難しくなかったと語るように、U17でも中心的な存在として定着。ただ、2年目は特に精神的にも追い込まれており、Steven Cherundoloがコーチでなければハノーファーに残っていないと語るほどだ。そんな2年目はハノーファーU17の主将としてチームを牽引している。3年目となる2016-2017年シーズンからは彼を見出したクリストフ・ダブロウスキーが指揮官を務めるハノーファーU19に昇格すると、ここでも中心的な存在に成長。2018年3月18日のブンデスリーガ第27節、ボルシア・ドルトムント戦で待望のトップデビューも飾り、翌シーズンに向けて勢いをつけた。

■ 2018-2019年(ハノーファー)

同シーズンから正式にトップチーム昇格が決まると、怪我により離脱する期間もありながら第11節のVfLヴォルフスブルク戦ではプロ初ゴールを記録。その後も出場機会をコンスタントに得られていたが、年明け早々に膝を負傷したことにより2ヶ月半の離脱となった。2019年3月からは再び舞い戻り、献身的なプレーを見せるも、チームは既にリーグ最下位に位置しているため降格も時間の問題となっている。

代表歴            

マイケル・シェーンバイツが一貫して指揮を執るドイツU16~U20に招集を受け続けており、一定の信頼を得ている状況だ。

移籍の噂           

所属しているハノーファーが2部リーグ降格の危機に瀕していることから彼の移籍話も活発に報じられている。1.FCケルンやシャルケ04などの国内クラブからの関心の他に、国外からはイングランドのマンチェスター・ユナイテッドが動いているとされている。レロイ・サネに次ぐ存在として注目を集めているため、掘り出し物として獲得したいクラブは多いはずだ。ハノーファーとの契約は2022年6月末までとなっているが、新たなチーム作りの軍資金として彼を売却する可能性も低くはない。

プレースタイル        

 本家よりも10cm程度低い身長と風貌、プレースタイルから「ミニ・サネ」と称されている。負傷での離脱が目立つように、ややフィジカル面での改善が必要だとされているが、19歳にしてチームの起爆剤としてプレーしていることからもその才能に間違いはない。

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