名前 | クルイヴェルフ・アギラール(Kluiverth Aguilar) |
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生年月日 | 2003年5月5日 |
国籍/出身 | ペルー(リマ) |
身長 | 180cm |
ポジション | RSB |
所属 | アリアンサ・リマ |
※クルイヴェルフ・アギラル、クライヴェルフ、クルイフェルフなどとも表記される
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プレー動画
経歴
■2003-2019年(幼年期~アリアンサ・リマ)
ペルーの首都であるリマに生まれ、5歳から近所でサッカーを始めながらプロサッカー選手の夢を追いかけていたという。父親の友人によって2014年にレガタス・リマ(1875年に創設された歴史あるクラブ)の一員となると、4年間を同クラブで過ごしている。ユースセクターでキャプテンとしてチームを牽引していた彼は、2018年にスポルティング・クリスタルに期限付き移籍すると、ペルーU17代表での活躍も重なって多くのクラブから注目を集める存在となっていた。2019年2月にはマンチェスター・シティとの交渉が行なわれていたと報じられたが、同年3月よりペルー国内でも屈指の人気を誇るアリアンサ・リマに移籍することが決まると、15歳ながらU16チームには参加せずにリザーブチームに登録される特別待遇な扱いを受けることになった。2019年11月2日、プリメーラ・ディビシオン(ペルー1部)第14節のアリアンサ・ウニベルシダド戦で16歳ながらトップデビューを飾ると、年間優勝を決めるファイナルステージにも出場するなど既にチームの主力として数えられる存在に成長し、惜しくも優勝は逃したが来季に向けて重要なピースとなることは間違いないだろう。
代表歴
自国開催となった2019年のU-17南米選手権にペルーU17代表として挑んでおり、一次リーグではチームの無敗での予選突破に貢献していた。最終リーグでは5位にて終えたため、念願のU-17ワールドカップへの出場は叶わなかったが、ペルー国内に希望を与えている。現在はペルーU20に飛び級で選出されており、この勢いであればフル代表でのデビューも時間の問題だ。
移籍の噂
アリアンサ・リマとは2023年12月末までの長期契約を交わしているが、将来的なヨーロッパへの憧れは公言している。彼自身はスペインのサッカーが好きであると語っているため、言語の問題も考えるとスペインが妥当な選択だろう。以前はマンチェスター・シティからの関心を持たれていたこともあり、多くのビッグクラブが熱い視線を送っている。
プレースタイル
右サイドバックを主戦場とする両利きの選手であり、180cmの物理的な強さから1vs1に強く、俊敏であり優れたインテリジェンスを持っているなど16歳とは思えないような完成度を誇っている。精確なクロスも持ち味であり、攻守に渡って穴のないサイドバックだ。自身の憧れに迷うことなくダニエル・アウベスの名前を挙げており、彼のテクニックとインテリジェンスを参考にしていると語っている。スペインのサッカーが好きだと語るのも、ダニエル・アウベスの影響だ。